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平成28年度の活動について

開催事業,参加イベント等を紹介しています。

各種研究会活動についてはこちらをご覧ください。



掲載日

概要



【2017/05/10】

 産学連携学会 第17回学金連携システム研究会

 ■日時:

平成29年03月24日(金)

 ■場所:

広島大学 霞キャンパス研究棟B2階 歯学部中会議室

 ■内容:

学金連携システム研究会のページをご覧ください



【2017/05/09】

 国立大学法人共同研究センター西日本ブロック専任教員会議

 ■日時:

平成29年3月10日(金) 13:30〜17:00

 ■場所:

長崎大学 産学官連携戦略本部 共同研究支援部門 2階研修室

 ■内容:

 全国の国立大学法人で産学連携に携わっている教員等が集まり,産学連携の課題の議論や意見交換を行う「国立大学法人共同研究センター西日本ブロック専任教員会議」が,長崎大学で開催され,北村寿宏 教授と小金民造 客員教授が出席しました。

 今回は,北は新潟,富山から,南は熊本大学まで,全国各地の産学連携担当者18名が集まりました。

 各人の自己紹介を行った後,提案された議題について議論,意見交換が行われました。

 今回は,共同研究の実施状況,企業との共同研究の金額が低すぎること,大学発ベンチャー支援の手段の3点を中心に議論がなされました。

 共同研究の実施状況では,北村寿宏 教授が,現在,科研費で調査・分析を進めている結果について報告し,地元企業との共同研究の促進に向けた活動などについて議論しました。

 共同研究の金額については,各大学とも先日公表されたガイドラインのようなことはできにくいとの意見が多数出され,苦慮していることがわかりました。

 大学発ベンチャーでは,利益相反などのマネジメントが十分に行われている大学は少なく今後の課題であることが議論されました。

 会議後は,情報交換会が行われ,議論の続きが活発に行われました。

 次回は,平成29年に香川大学の当番で行われる予定です。



【2017/05/09】

 第11回 産学連携研究会

 ■日時:

平成29年03月09日(木)

 ■場所:

長崎大学 産学官連携戦略本部 共同研究支援部門 2階研修室

 ■内容:

産学連携研究会のページをご覧ください



【2017/05/09】

 北海道大学訪問調査

 ■日時:

平成29年02月27日(月)

 ■場所:

北見工業大学産学官連携推進本部社会連携推進センター

 ■内容:

産学連携研究会のページをご覧ください



【2017/02/27】

 産学官連携リスクマネジメントモデル事業 利益相反マネジメント 報告会

 ■日時:

平成29年2月8日(水)13:00〜15:25

 ■場所:

東京医科歯科大学 湯島キャンパス M&Dタワー 2階 鈴木章夫記念講堂

 ■内容:

 近年の産学官連携の活発化・多様化により,教育研究活動を担う大学にとって,かつてない多様なリスクが生じつつあり,産学官連携リスクマネジメント体制の整備が喫緊の課題となっている事を受けて,大学および研究機関の利益相反担当者を対象として,利益相反マネジメントに関する事例への対応方法など,様々な情報供給をするとともに,全国の大学等へ普及する為の意見交換をすることを目的に,「利益相反マネジメント」に関する報告会および実務者研修会が開催され,北村寿宏 教授は報告会に参加しました。

 まず,経済産業省 産業技術環境局 技術振興・大学連携推進課 大学連携推進室 飯村亜紀子 室長が「産学官連携による共同研究強化のためのガイドライン概要」と「「大学における秘密情報の保護ハンドブック」の目的と概要」について講演され,大学でリスクマネジメントが必要となる秘密情報について紹介されました。

 次に,文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課 大学技術移転推進室 川口聖司 専門官が「リスクマネジメント強化の必要性」について講演され,大学で発生するリスクとそのマネジメントの必要性について説明されました。

 そして,産学官連携リスクマネジメントモデル事業を進めている東京医科歯科大学から,産学連携研究センターの飯田香緒里 センター長が「医学系研究利益相反マネジメントの背景と現状」と題して,また,同センターの川澄みゆり 特任助教が「利益相反マネジメントツール(教材)の紹介」と題して,事業の報告をされました。

 本学でも,産学連携に伴う様々なリスクが具体化しつつあり,リスクマネジメントの早急な強化が必要であると感じました。



【2017/02/23】

 JSTオープンイノベーションフェアWEST2017 〜関西発 大学技術シーズ見本市

 ■日時:

平成29年2月7日(火)〜8日(水)

 ■場所:

コングレコンベンションセンター ホールA

 ■内容:

 関西の大学を中心に研究成果の紹介がブース展示で行われ,北村寿宏 教授が参加しました。

 詳細はこちらをご覧ください。



【2017/02/22】

 文部科学省シンポジウム「未来創造対話in大阪2017〜産学連携の深化によるイノベーション促進に向けて〜」

 ■日時:

平成29年2月7日(火)12:30〜17:30

 ■場所:

コングレコンベンションセンター ホールA

 ■内容:

 政府において,大学・研発法人が産学連携機能を強化するうえでの課題とそれに対する処方箋をまとめた「産学連携による共同研究強化のためのガイドライン」が策定されたことに呼応してシンポジウムが開催されました。

 これは,産業界の経営者層が「組織」対「組織」の新たな産学連携ステージへ向けた対話を行うことを目的としており,産官学それぞれのセクターから約500人が集まる中,本学からは当センターの北村寿宏 教授と,研究協力課 小村陽悦 ディレクターが参加しました。

 まず,産業界を代表して,須藤 亮 氏(日本経済団体連合会未来産業・技術委員会企画部会長,株式会社東芝 技術シニアフェロー)が「産学官連携の進化によるイノベーション促進」と題して,政府から上山隆大 氏(内閣府 総合科学技術・イノベーション会議 議員)が「研究開発の官民投資拡大に向けた制度改革,エビデンスベースの構築」と題して基調講演をされ,イノベーション創出における本格的な産学連携の必要性,重要性を指摘されました。

 続いて,飯村亜紀子 氏(経済産業省)と坂本修一 氏(文部科学省)から,それぞれに策定されたガイドラインのポイントの紹介と,三重大学や名古屋大学,近畿大学など6機関から,本格的な産学連携の取り組みについて事例紹介がありました。

 最後に,「関西発イノベーション促進に向けた産学官の対話」をテーマに,産業界,大学,行政の方々8名によるパネルディスカッションが行われました。

 今後の産学連携においては,本格的な産学連携の推進やオープン・イノベーションを念頭に活動を推進していく必要があり,その対応も進めていかなければならないと感じました。



【2017/02/13】

 しまね地域MOTセミナー中級編「顧客価値と技術から展開する新商品・事業開発手法2」

 ■日時:

平成29年1月19日(木)13:30〜17:00,20日(金)9:00〜16:30

 ■場所:

島根大学産学連携センター地域医学共同研究部門

 ■内容:

 今回のセミナーでは,MOTのマーケティングを中心に,座学に加えて自らのテーマについて演習を行い,その結果を参加者間で発表し議論を行うグループ討議を組み合わせて行いました。参加者は14名で,制御機器,電子部品,電気機器製造,大学など様々な業種の方が参加されました。参加者のエリアは,出雲市を中心に松江市からも参加がありました。

 参加した皆さんは,熱心に講師の話を聞くと共に,グループ討議(演習)では各自が持ち寄った課題について活発な議論が行われ,会場が熱気に包まれるほどでした。
 詳細はこちらをご覧ください。



【2017/02/13】

 産学連携学会 平成28年度シンポジウム「オープン・イノベーションで切り拓く革新的新事業創出〜今、大学の産学連携はHowからWhatへ」

 ■日時:

平成29年1月17日(火)13:30〜18:10

 ■場所:

東京医科歯科大学 湯島キャンパス M&Dタワー 2階 鈴木章夫記念講堂

 ■内容:

 本格的な産学連携の促進が望まれる中,産学連携を成果につなげイノベーションの創出につなげていくためには,新たなプロジェクトを産学が一緒になって立ち上げるところから連携していくことが必要です。このシンポジウムは,産学連携が本格化するためには何が必要か,本質的な課題が何かについて,産学官それぞれの立場から見解を示し本音の議論を展開することを目的に開催され,北村寿宏 教授が参加しました。

 まず,旭化成株式会社 浅野敏雄 常任相談役から,「イノベーション創出―産学連携の強化―」と題して基調講演がなされました。その中で,イノベーションの必要性やイノベーションの創出における産学連携の必要性が述べられ,ミッション(あるいは夢)の共有,危機感の共有,ひるまずに実行することの重要性を指摘されました。

 引き続いてパネルディスカッションが行われました。

 その中で,経済産業省 山田仁 氏,文部科学省 坂本修一 氏から,イノベーション創出や本格的な産学連携の促進に向けた政策,国の取り組みなどが紹介されました。

 また,ソニー株式会社,P&G,デュポン・スペシャリティ・プロダクツ株式会社の3社から,企業としての産学連携やイノベーション創出の取り組み事例が紹介されました。

 さらに,大阪大学,群馬大学,九州大学から,大学としての取り組み事例が紹介されました。

その後,日本と海外の大学の違い,What to Doのオープン・イノベーションなどについてパネル討論が行われました。

 今後の産学連携においては,本格的な産学連携の推進やオープン・イノベーションを念頭に活動を推進していく必要があり,その対応も進めていかなければならないと感じました。



【2017/02/13】

 北海道大学訪問調査

 ■日時:

平成29年01月12日(木)

 ■場所:

北海道大学 産学・地域協働推進機構

 ■内容:

産学連携研究会のページをご覧ください



【2017/01/16】

 アグリビジネス創出フェア2016

 ■日時:

平成28年12月14日(水)〜16日(金)10:00〜17:00

 ■場所:

東京ビックサイト 西4ホール

 ■内容:

 平成28年12月14日(水)〜16日(金)に,東京ビッグサイトで,「アグリビジネス創出フェア2016」が開催され参加しました。このフェアは,全国の産学の機関が有する,農林水産・食品分野などの最新の研究成果を展示やプレゼンテーションなどで分かりやすく紹介し,研究機関間や研究機関と事業者との連携を促す場として開催する「技術交流展示会」です。

 本学からは,「農林水産の六次産業化プロジェクトセンター」と「低カリウムメロンプロジェクトチーム」が出展説明やプレゼンテーションを行い,これまで取り組んできた研究成果やその成果から実用化された柿ドリンク,低カリウムメロンなどについて紹介しました。非常に多くの方が訪れ,関心を持って頂けました。

 産学連携センターからは,北村寿宏教授,小金民造客員教授が参加し,研究シーズを紹介するとともに各大学の産学連携活動などの情報収集を行いました。

 「アグリビジネス創出フェア2016」の詳細はこちらをご覧ください。

 

 



【2017/01/12】

 しまね大交流会2016

 ■日時:

平成28年12月11日(日)13:00〜17:00

 ■場所:

くにびきメッセ

 ■内容:

 平成27年度文部科学省から採択を受けた「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」の取り組みとして昨年から開催されている「しまね大交流会」に出展展示しました。当センターからは,大庭卓也 センター長,中村守彦 教授,北村寿宏 教授,服部大輔 准教授が参加しました。

 出展したブースでは,島根大学の産学連携活動や研究シーズの紹介を行いました。いつもの産学連携関係のイベントとは異なり,企業からの相談だけでなく,NPOや自治体,学生の参加があり企業以外の方も産学連携に興味を持って頂いて質問を頂くともに,多様な方々との交流ができました。



【2017/01/17】

 しまね地域MOTセミナー初級編「顧客価値と技術から展開する新商品・事業開発手法」

 ■日時:

平成28年12月10日(土)13:30〜17:00

 ■場所:

東出雲町商工会館 会議室(松江市東出雲町揖屋1125)

 ■内容:

 MOTセミナーは,島根県内の関連機関と連携し11年前から「しまね地域MOTセミナー」として開催してきましたが,今回は,松江市東出雲町での開催となりました。東出雲町での開催は今回で2回目になります。

 今回は,地元の2社(菱農エンジニアリング株式会社 小松原 浩 氏,株式会社曽田鐵工 取締役 曽田大輔 氏)から,それぞれの企業で取り組んでいる事例について紹介していただきました。その後,パネル討論形式で会場との質疑応答を行い,マーケティングの実際,お客さんとの連携の苦労など,生の声を伺うことができました。

 詳細はこちらをご覧ください。



【2016/12/05】

 産学連携学会 関西・中四国支部 第8回研究・事例発表会

 ■日時:

平成28年11月28日(月)13:00〜17:20,29日(火)9:30〜12:00

 ■場所:

米子コンベンションセンタービッグシップ

 ■内容:

 産学連携学会 関西・中四国支部 研究・事例発表会は,地域が共有する課題を解決し,産学連携の促進に向けて産学連携の事例や研究成果について情報交換を行い,かつ,地域内の会員の交流を深めるために,当該エリアの方々が気軽に産学連携の事例の紹介や様々な研究の発表ができるように企画されたものです。

 今回の発表会では,23件の事例や研究紹介が行われました。参加者は42名で,支部エリア内だけでなく,北海道,山形,富山からの参加もあり,関心の深さが伺われました。各発表での質疑は非常に活発で,参加者の情報交換や交流が促進されました。

 当センターからは,中村守彦教授,北村寿宏教授,服部大輔准教授,小金民造客員教授が参加しました。

 中村教授は,「島根県・出雲市における産学官による「やさしい医工連携」の推進」と題して,現在,当センターの地域医学共同研究部門が中心となって進めている医工連携について紹介しました。

 服部准教授は,「航空交通を活用した産学官民連携による地方創生への取り組み」と題して,徳島阿波おどり空港における連携事例について報告しました。

 北村教授は,共催機関として,発表会,情報交換会の準備,運営に全面的に協力しました。

 1日目の発表会の後には情報交換会があり,発表会では足らなかった議論の続きが行われました。

 発表会の詳細はこちらをご覧ください。



【2016/11/30】

 第9回産学連携研究会

 ■日時:

平成28年11月23日(水)

 ■場所:

新潟大学東京事務所(東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター611号室)

 ■内容:

産学連携研究会のページをご覧ください



【2016/11/09】

 出雲産業フェア2016

 ■日時:

平成28年11月5日(水),6日(木)10:00〜16:00

 ■場所:

出雲ドーム (出雲市矢野町)

 ■内容:

 平成28年11月5日(土),6日(日)に,出雲産業フェア実行委員会とNPO法人21世紀出雲産業支援センターの主催,島根大学等の後援で,出雲市矢野町の出雲ドームにおいて,出雲産業フェア2016が開催されました。

 このフェアは,「世界に羽ばたけ 出雲のものづくり!夢づくり!」をテーマに,地域の企業等の製品や技術などを一堂に集め,地元産業への理解を図り,企業間の相互のコミュニケーションを深める,さらには,大学等教育・試験研究機関の研究内容を紹介し産学連携の推進を図ることなどを目的にしています。

 島根大学からは,次の5つのグループが出展し,研究内容の紹介や産学連携による事例を紹介しました。

 [8]産学連携センター(松江地区)

 [13]ナノテクプロジェクトセンター

 [14]たたらナノテクプロジェクトセンター

 [17]産学連携センター(出雲地区)

 [20]農林水産業の六次産業化プロジェクトセンター

 産学連携センター(松江地区)の展示ブースでは,本学の産学連携の活動や制度,研究シーズについてパネル展示をしました。また研究シーズ集やお宝研究などの冊子の配布し,研究成果を企業や一般市民の方々に情報提供しました。企業の方をはじめ,地元の方々が多く訪れ,興味を持って頂けました。



【2016/11/02】

 平成28年度MOTセミナー西部編「顧客価値と地域シーズから展開する新商品・新事業開発手法」

 ■日時:

平成28年10月26日(水)9:30〜16:20

 ■場所:

島根県立大学 コンベンションホール (浜田市野原町2433−2)

 ■内容:

出川 通 氏による講演

グループ討議

 経済環境が厳しい今日,中小企業では,大企業などからの下請け型から,企画提案型への変革が必要と言われています。しかし下請け型からの脱却には,顧客価値を把握して自分の仕事は自分で創り出すという取り組みが必要となります。

 このような観点から,中小企業が自社の経営資源を活かして,独自製品や技術を開発し,事業として進めていくためのコツを学んでいただくセミナーを,島根県,公益財団法人しまね産業振興財団,島根県立大学,そして島根大学産学連携センターが連携して開催しました。

 当センターでは,島根県内の関連機関と連携し10年前から「しまね地域MOTセミナー」として開催してきましたが,今回は始めて島根県西部の浜田市での開催となりました。

 まず「『経営者・技術者が開発した新製品がなぜ売れないのか』〜ビジネス全体を俯瞰し「顧客価値」を「必要技術」に「翻訳する」〜」をテーマに,株式会社テクノ・インテグレーション 代表取締役(島根大学産学連携センター 客員教授)の出川 通 氏に講演していただきました。

 続いて,島根県立大学の学生から「地元の食を再考する「まち弁」企画」を,地元の2社(株式会社しちだ教育研究所 牛尾巧 氏,株式会社オーサン 島大義仁 氏)から取り組んでいる事例を,それぞれ紹介していただきました。

 最後に,「まち弁」(お弁当+地元食材)を本格的な事業として展開するにはどのようにすれば良いかを題材とするグループ討議とその成果を発表していただきました。このような議論を通じて,MOTの理解を深めていただきました。

 浜田市や江津市など島根県西部部の企業や学生の方々を中心に約40名の参加があり,盛況でした。

 また,平成28年12月10日にこのセミナーの初級編を東出雲商工会で,平成29年1月19,20日に中級編を本学の出雲キャンパスで実施する予定にしています。



【2016/10/15】

 産学連携学会 第16回学金連携システム研究会

 ■日時:

平成28年10月4日(火)

 ■場所:

秋田大学地方創成センター1号館

 ■内容:

産学連携研究会のページをご覧ください



【2016/10/11】

 第28回国立大学法人共同研究センター長等会議

 ■日時:

平成28年9月29日(木)14:00〜19:30,30日(金) 9:30〜12:00

 ■場所:

福井県国際交流会館(福井市宝永3丁目)

 ■内容:

 平成28年9月29,30日に福井県国際交流会館で開催された第28回国立大学法人共同研究センター長等会議に大庭卓也 センター長と北村寿宏 教授が出席しました。

 この会議には,全国の国立大学法人に設置されている共同研究センター等のセンター長,専任教員,担当事務など約160名が出席しました。

 1日目には,文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課の山下 洋 大学技術移転推進室長による基調講演があり,本格的な産学連携による共同研究の拡大に向けた費用負担等の在り方ついて紹介されました。

 基調講演に続いて,今回の全体テーマである「科学技術イノベーション実現に資する本格的な産学官連携の在り方」について情報交換と議論が行われました。

 セッション@では,「本格的な産学連携による共同研究の拡大向けた費用負担等在り方ついて」をテーマに,先進事例として,名古屋大学や大阪大学から,組織対組織の大型の共同研究としての指定共同研究や,共同研究講座,協働研究所について,また,共同研究にかかる経費の算出の試みについて詳しい紹介がありました。

 その後,九州大学,熊本大学,富山大学,名古屋工業大学,宇都宮大学から活動推進の糸口について紹介があり,パネル討論が行われました。

 地方大学では,大型の共同研究の促進と地元中小企業との共同研究は,相反する状態になる可能性もあり,地域貢献の実現と共同研究の大型化については悩ましい状態にあることが浮き彫りにされました。

 2日目には,地元企業からの後援として,福井経編興業株式会社の木 義秀 代表取締役専務による講演があり,「衣料から医療へ『下町ロケット2“リアル”ガウディ計画』への挑戦」と題して,ニット製造業の技術を核にした医療材料への事業展開の取り組みについて紹介されました。

 続いて,セッションA では,「人材,知資金の好循環システム構築」と題して,筑波大学,群馬大学,九州工業大学,京都工芸繊維大学,山形大学の5大学をパネラーとして,パネルディスカッションが行われ,産学連携に関する学金連携や社会人の人材育成などの取り組みについての紹介と議論が行われました。

 次回(来年)は,秋田大学の当番で行われる予定です。



【2016/09/21】

 第29回国立大学法人共同研究センター等教員会議

 ■日時:

平成28年9月15日(木)13:00〜17:30,16日(金)9:00〜12:00

 ■場所:

ホテル日航奈良

 ■内容:

 全国の国立大学に設置されている産学連携を担当している組織の教員が集まり,情報交換や意見交換を行う「国立大学法人共同研究センター等教員会議」に,当センターから北村寿宏 教授と服部大輔 准教授が出席しました。

 第29回となる今回は,奈良先端科学技術大学院大学の当番により二日間に亘って開催され,全国から共同研究センター等の教員55名が集まり,様々な意見交換や議論が行われました。

 一日目の全体会議では,文部科学省 産業連携・地域支援課 大学技術移転推進室の西島宗明 氏のよる「本格的な産学連携による共同研究拡大に向けた取組について」と題する基調講演があり,共同研究の大型化やその費用負担のあり方など,財源多様化検討会での報告内容を紹介されました。また,平成29年度の概算要求についても紹介されました。

 その後,「科学技術イノベーション推進機能強化に向けた共同研究センター等のあり方」をテーマに三つの分科会があり,北村寿宏 教授は分科会3に出席しました。

分科会1 「オープンイノベーションを推進する仕組みの強化」
分科会2 「国際的な知的財産の戦略的活用」
分科会3 「地方創生に資するイノベーションシステムの構築」

 分科会3では,各大学の取り組みや学内での産学連携の担当部署の位置づけ,COCやCOC+事業と産学連携部署との関係について,各大学の状況を紹介し,情報を共有しました。また,基調講演で取り上げられた,本格的な共同研究の推進や費用負担の問題などを中心に意見が交わされ,地方大学ではどこも対応はこれからで,今後,本学でも検討が必要であると思いました。

 二日目は,継続して分科会で議論が行われた後,全体会議で各分科会でのまとめが紹介されました。

 次回(来年)は,豊橋技術科学大学の当番で行われる予定です。



【2016/09/15】

 平成28年度第2回 産学連携学会 産学連携研究会

 ■日時:

平成28年9月5日(月)

 ■場所:

東京工業大学キャンパスイノベーションセンター508A

 ■内容:

 この研究会は,各地域で行われている,様々な特色ある産学連携の取り組みについて,情報を交換し検討を行うことで,産学連携活動をさらに活性化させ広がりを持たせることを目的に開催されています。

 今回は,大学などで産学連携活動を行っている12名が出席し,産学連携活動や人材育成,各種イベント情報など,意見・情報交換を行いました。 



【2016/09/15】

 第8回産学連携研究会

 ■日時:

平成28年9月2日(金)

 ■場所:

新潟大学 駅南キャンパス 「ときめいと」ミーティンルームB

 ■内容:

産学連携研究会のページをご覧ください



【2016/09/05】

 第4回産学連携学会リサーチアドミニストレーション(RA)研究会

 ■日時:

平成28年8月27日(土)11:00〜15:30

 ■場所:

東京工業大学大岡山キャンパス本館3階H136演習室

 ■内容:

 産学連携学会 リサーチ・アドミニストレーション研究会の第4会研究会に出席しました。

 今回は,IRのスペシャリストである東京工業大学 情報活用IR室の森 雅生 教授による「IRとは?-その意義と具体例-」をテーマとする講演がありました。

 大学でIRが必要になった背景,IRとは何か,簡単な事例を説明され,非常にわかりやすくIRの基本が理解できました。

 産学連携でもこれまでの実績の数値を集めて,分析し,次の活動につなげていますが,今後,ますます必要になってくると感じ,今後の活動にIRを活かしていきたいと思います。



【2016/09/05】

 イノベーション・ジャパン2016−大学見本市

 ■日時:

平成28年8月25日(木)9:30〜17:30,26日(金)10:00〜17:00

 ■場所:

東京ビックサイト 西1ホール

 ■内容:

 平成28年8月25日(木)〜26日(金)に,大学と産業界が持つ技術シーズとニーズの発見・出会いを目的とした国内最大級のマッチングイベントである「イノベーション・ジャパン2016−大学見本市」が,東京ビックサイトで開催されました。

 今年は,情報通信,ライフサイエンス,医療,装置・デバイス,ナノテクノロジー,環境保全・浄化,低炭素・エネルギー,マテリアル・リサイクル,シニアライフ(高齢社会),防災の計10分野から500件を超える大学などの研究最先端シーズが展示説明され,各大学の研究シーズや産学連携への取り組みの一端を感じることができました。

 島根大学からは,当センター地域医学共同研究部門の中村教授が「看護・介護の場面をやさしく照らすハンズフリーLEDライト」について出展し,産学連携での実用化成果を紹介しました。企業の方を中心に多くの関係者の方に興味を持っていただけ,PRできました。



【2016/09/02】

 文部科学省「産学官による未来創造対話2016」

 ■日時:

平成28年8月25日(木)13:30〜17:00

 ■場所:

東京ビックサイト レセプションホールA

 ■内容:

 オープンイノベーションの場を大学に求める各種業界の経営者の幹部と産学パートナーシップの拡大を指向する全国の大学の学長・理事等が一堂に会し本格的な産学連携を推進すべく,「産学パートナーシップの拡大に向けた産学経営対話」が開催され,シンポジウムと展示イベントが行われました。

 本学からは,北村寿宏 教授,研究協力課の小村陽悦 アドバイザーと井原裕子 係長が参加しました。

 「産学官による未来創造対話2016」をテーマとするシンポジウムでは,本格的な産学連携による共同研究拡大に向けた費用負担のあり方,産学連携活動を通じた大学経営のあり方,産業界による基礎研究段階からの共同研究などへの積極的な参加を得るための具体的な取り組みなどについて,検討結果の報告や議論がなされました。本学においても,今後,共同研究の拡大に向けた産学連携活動や共同研究の費用負担のあり方などについて検討を行い,仕組みなどの整備が必要であると感じました。



【2016/09/02】

 地域イノベーション創出2016 in おかやま

 ■日時:

平成28年7月22日(金)14:00〜17:50

 ■場所:

岡山コンベンションセンター コンベンションホール

 ■内容:

 中国地域産学官コラボレーションシンポジウム「地域イノベーション創出2016 in おかやま」に,北村寿宏 教授が参加しました。

 このシンポジウムでは,東北大学の堀切川一男 教授が「地域産学官連携の秘訣」と題して,基調講演をされました。堀切川教授は,山形や仙台,福島などで「御用聞き型企業訪問」などの活動を熱心に展開し,地域の中小企業との連携による新製品の事業化を数多く成功に導かれました。それらの活動を紹介される中で,地域で元気な企業を的確に発掘し,課題抽出・問題設定・問題解決を的確に行い,ミニマム目標の設定による高い製品化達成率が重要であることを指摘されました。

 続いて,産学官連携・イノベーション創出の取組紹介では,岡山大学の尾本哲朗 教授が「岡山大学の産学連携の取組みについて」と題して,また,香川大学の永冨太一准教授が「予測不能な文系領域の産学官連携プロジェクト」と題して,それぞれの大学での産学連携の取り組みを紹介されました。

 その後,パネルディスカッションが行われ,地域における産学連携とイノベーションにについて議論が交わされました。

 次回は,来年,島根県で開催される予定です。



【2016/09/02】

 中国地域産学官コラボレーション会議 第15回全体会議

 ■日時:

平成28年7月22日(金)10:00〜13:45

 ■場所:

岡山コンベンションセンター 302会議室

 ■内容:

 中国地方の産,学,金,官のメンバー88機関が集まり,「中国地域産学官コラボレーション会議」が開催され,北村寿宏教授が出席しました。この会議は,中国地方5県の産・学・金・官の連携を促進し,地域イノベーションの創出などを進めていくことを目的として,活動を行っています。

 今回の定例会議では,平成27年度の活動報告,主要活動の事例紹介が行われ,次期の活動方針について審議し承認されました。今後は,「ちゅうごく地域の輝かしい未来に向かって,さらに連携を進化(深化)させよう」をスローガンに,連携グループの強化・広域化,共用化と交流の促進,発進力の強化の3つの行動指針に従い,活動を行っていくことになりました。



【2016/07/27】

 島根大学・松江高専「学生による研究発表会&産学交流会」

 ■日時:

平成28年7月6日(水)13:30〜17:00

 ■場所:

島根大学総合理工学部3号館 2階 多目的ホール

 ■内容:

 日頃,企業の皆様から「大学ではどのような研究が行われているのかよく分からない」,「大学での研究は難しくてなかなか理解できない」などと言われることがあります。そこで昨年から,企業の皆さんに,本学の若い学生の皆さんが日頃行っている研究を紹介し,参加者間で意見交換できるように「学生による研究発表会&産学交流会」を開催しています。今回の研究発表に松江高専の学生も参加しました。

 当日は,学外から約30名が参加し,学内からも多数が参加して,活発な意見交換が行われました。学内参加者,発表者や主催関係者も含めると,合計で102名の参加となり,会場が狭く感じるほどでした。

 先ず,本学の学生11名と松江高専の学生2名が,日頃行っている研究について,それぞれ3分間のショートプレゼンテーションを行いました。

 続いて,ポスターセッション形式で研究紹介のポスターの前で研究内容を詳しく説明し,発表者と来場者間の活発な意見交換が見られると共に,発表者間でも意見交換が行われ,異分野の交流も行うことができました。

 ポスターセッションの終了後には,総合理工学部と生物資源科学部のそれぞれ3つの研究室(実験室)の見学をしていただきました。

 今後も,学外の方々に研究を紹介し交流できるように,また,参加者間でも異分野交流ができるように継続して「学生による研究発表会&産学交流会」を行って行く予定です。

 詳しい内容はこちらをご覧ください。



【2016/06/23】

 産学連携学会第14回大会(浜松市)

 ■日時:

平成28年6月16日(木)〜17日(金)

 ■場所:

アクトシティ浜松(静岡県浜松市)

 ■内容:

 産学連携学会の定期大会である第14回大会が,6月16,17日にアクトシティ浜松(静岡県浜松市)で開催され,当センターからは北村寿宏 教授,中村守彦 教授,服部大輔 准教授,小金民造客員教授が出席しました。

 特別講演やシンポジウム,約150件の研究成果の一般講演やポスターセッションが行われ,350名を超える参加者があり盛況でした。

 北村教授は,「地方大学における産学共同研究の実状解明の実証的研究−10 島根大学における共同研究の相手先の地理的分布〜島根,新潟,長崎,愛媛大学における共同研究の相手先の地理的分布の比較〜」と題して,科研費で進めている国立大学における共同研究の実情調査の結果について報告しました。また,「人材育成3」のセッションの座長を務め,5件の発表の司会進行を行いました。

 次回は,平成29年6月15,16日に栃木県総合文化センター(栃木県宇都宮市)で行われる予定です。

 産学連携学会第14回大会の詳しい内容は,こちらをご覧ください。

 北村教授の発表内容(講演予稿集から抜粋)はこちらをご覧ください。



【2016/06/21】

 平成28年度第1回関西・中四国地方産学連携研究会

 ■日時:

平成28年5月24日(水)15:00〜17:30

 ■場所:

香川大学 幸町キャンパス 大学会館2階 教員交流ラウンジ

 ■内容:

 関西,中国,四国地方の産学連携部門の専任教員が集まり,最近の産学連携の活動や状況,問題点などの意見交換を行いました。

 産学連携活動はTLOが主になりこれまでのセンターは地域連携や教育活動にシフトしつつあること,知財教育の実施状況について,知財やMOTなど社会人教育の実状などについて意見交換しました。各大学とも,これまでの産学連携活動に加え,教育での貢献を求められることが増えてきているようです。情報交換として,中四国地区センター長会議(7/15鳥取大学で開催予定)や地域イノベーション2016創出inおかやま(7/22岡山)などの産学連携に関連するイベント情報が紹介されました。

 また,産学連携学会関西・中四国支部が主催(各大学が共催や後援を行う予定)する第8回研究・事例発表会の企画について意見交換しました。この発表会は,平成28年11月28日(月),29日(火)に米子コンベンションセンター(米子市)で開催する予定です。

 研究会終了後は,場所を代えて情報交換を行い,親睦を深めました。

 

島根大学産学連携センター地域産業共同研究部門
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