【研究分野】 現在は,主に 1) 「産学連携」の分野 2) 「環境調和型プロセス」の分野 で研究活動を行っています. (これまでの研究はこちらをご覧下さい) |
・産学連携による地域産業の振興 ・産学連携による社会貢献 ・大学における産学連携 ・産学連携でのMOTの活用 ・中小企業との産学連携の促進 など,産学連携の推進に関する 実務と事象の研究を行っています. |
○産学連携学会 ○関西・中四国支部 |
○日本知財学会 | ○研究・技術計画学会 | ○日本ベンチャー学会 |
【主な執筆論文】
ほかにも関連する論文を出していますので,お問い合わせ下さい.
論文題目 |
掲載雑誌 |
概要 |
NEW ★宇都宮大学の2014〜2018年度における共同研究の実施状況の分析 (2004〜2013年度の実施状況との比較) (研究ノート) |
産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.20 (2024) No.2, pp.33-42 |
宇都宮大学の共同研究の相手先の地理的分布について調査し,2014-2018年度の変化について検討を行ったその結果を報告した.さらに,2004-2013年度の調査結果と比較した. |
★山口大学における共同研究の相手先の地理的分布 (研究ノート) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.20 (2023) No.1, pp.51-62 |
山口大学の共同研究の相手先の地理的分布について調査し,2009-2018年度の10年間の変化について検討を行ったその結果を報告した. |
★中国,四国地方の9国立大学法人における外部研究資金の受入状況の比較 (研究ノート) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.19 (2023) No.2, pp.30-38 |
大学での外部研究資金の現状を明確にし,企業と大学との産学連携,特に共同研究の活発化の課題を検討する一助とすることを目的に,地理的に近い中国,四国地方の9つの国立大学法人
(広島,山口,島根,鳥取,岡山,香川,徳島,高知,愛媛の各大学)を対象に,科研費,受託研究,共同研究の受入件数,金額の推移やその関係性についての調査を行った.その結果について報告した. |
★島根大学と島根県内企業との共同研究の継続性に関する分析 (研究ノート) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.18 (2022) No.2, pp.102-112 |
島根大学と島根県内企業との共同研究について,1995〜2019年度の共同研究契約の情報をもとに,共同研究の継続性について調査,分析を行い,その結果を報告した.また,その理由について検討を行った. |
★島根大学の2014〜2018年度における共同研究の実施状況の分析 (2004〜2013年度の実施状況との比較) (研究ノート) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.17 (2021) No.2, pp.102-112 |
島根大学の共同研究の相手先の地理的分布について調査し,2014-2018年度の変化について検討を行ったその結果を報告した.さらに,2004-2013年度の調査結果と比較した. |
★国立大学法人19大学における共同研究の実施状況の解明に関する実証的研究 (論文) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.17 (2021) No.1, pp.54-68 |
地方国立大学を中心に19大学の共同研究の実施状況を調査し,相手先の割合や相手先の地理的分布などを整理した結果を比較検討した.各大学とも大企業との共同研究が多いこと,地元と
関東地方の企業との共同研究が多いことなどを明らかにした.さらに,地元企業との共同研究の要因の検討を行い,共同研究件数や受入額が特許出願件数や製造品出荷額などと正の相関があることを明らかにした. |
★地方国立大学における人工知能(AI)に関する共同研究の特徴と課題 (論文,共著) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.17 (2021) No.1, pp.69-84 |
愛媛大学,島根大学,宮崎大学を対象に,AI分野に関する共同研究の特徴を調査・分析した.各大学ともに,AI分野の共同研究が増加していること,相手先は中小企業が多いことなどを明らかにした. |
★北見工業大学における共同研究の相手先の地理的分布 (研究ノート) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.14 (2018) No.2, pp.49-62 |
北見工業大学の共同研究の相手先の地理的分布について調査し,2004-2013年度の10年間の変化について検討を行ったその結果を報告した. |
★佐賀大学における共同研究の相手先の地理的分布 (研究ノート) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.14 (2018) No.1, pp.59-70 |
佐賀大学の共同研究の相手先の地理的分布について調査し,2004-2013年度の10年間の変化について検討を行ったその結果を報告した. |
★「宇都宮大学における共同研究の相手先の地理的分布 (研究ノート) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.14 (2018) No.1, pp.71-82 |
宇都宮大学の共同研究の相手先の地理的分布について調査し,2004-2013年度の10年間の変化について検討を行ったその結果を報告した. |
★地域金融機関の環境変化が学金連携に及ぼした影響に関する研究 (論文,共著) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.13 (2016) No.1, pp.48-64 |
地域金融機関をめぐる環境が大きく変化し,このことが大学と金融機関の連携(学金連携)に少なからず影響を及ぼしていると考えられる.2014年に全国アンケート調査を実施し,2009年度の調査結果と比較することで,学金連携のこの5年間の変化について検討した. |
★「愛媛大学における共同研究の相手先の地理的分布 (研究ノート) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.13 (2016) No.1, pp.113-124 |
愛媛大学の共同研究の相手先の地理的分布について調査し,2004-2013年度の10年間の変化について検討を行ったその結果を報告した. |
★島根大学における共同研究の相手先の地理的分布 論文) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.12 (2015) No.1, pp.33-44 |
島根大学の共同研究の相手先の地理的分布について調査し,2004-2013年度の10年間の変化について検討を行ったその結果を報告した.さらに,その理由について,考察した. |
★国立大学法人における共同研究1件当たりの研究費受入額の分析 (研究ノート) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.11 (2015) No.2 , pp.62-69 |
国立大学の共同研究1件当たりの研究費受入額を調査・分析し,その傾向を明らかにした. |
★都道府県別の特許出願件数の推移からみた企業の研究・開発活動の活発さの概況 (研究ノート) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol. 10 (2014) No.2, pp.32-41 |
都道府県毎の特許出願件数の動向を調査・解析し,都道府県毎の企業の研究・開発力について検討した. |
★国立大学における共同研究件数の推移から見る産学連携の実状と課題 論文) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol. 8 (2011) No.1, pp.39-24 |
全国の国立大学法人の共同研究の動向を解析し,その傾向から中小企業との共同研究(産学連携)を促進する上での課題と方向性について検討した. |
★島根大学の共同研究の動向から見た中小企業と大学との連携の課題 (論文) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.4, (2008), No.2 p.18-24 |
島根大学における企業との共同研究の動向を解析し,その傾向から中小企業との共同研究(産学連携)を促進する上での課題と方向性について検討した. |
★企業と大学との連携による研究から事業化に至るプロセスの解析 (論文) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.3, (2007), No.2, p.29-35 |
島根大学と企業との共同研究から実用化に至った事例を解析し,実用化に至ったポイントを抽出した.また,全体の流れを把握するための「産学連携事業化ステージマップ」を提案した. |
◆効果的な産学連携に向けて (寄稿) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.2, (2005), No.1 p.23-25 |
大学と企業との産学連携の実効をあげるためには,実用化に至る事例を増加させることが必要である.そのためには,MOTを活用した研究・開発のマネージメントが必要である. |
★島根大学における産学連携活動の現状と今後の方向性 (論文) | 産学連携学会論文誌 産学連携学 Vol.1, (2004), No.1 p.34-39 |
島根大学と企業との共同研究について解析を行い,産学連携の方向背について論考した. |
【主な発表(口頭発表)】
論文題目 |
掲載雑誌 |
概要 |
NEW ◎「2014〜2018 年度の共同研究の研究費受入額の大学間の比較」(PDFファイル) |
産学連携学会22回大会 講演予稿集 (2024.7.13-14 愛媛大学) |
18の地方大学の2014-2018年度の5年間の共同研究について,研究費受入額に着目し,大学間の比較や経時変化,諸要因の検討を行った結果について報告した. |
NEW ◎「2014〜2018 年度の共同研究件数の大学間の比較」(PDFファイル) |
産学連携学会22回大会 講演予稿集 (2024.7.13-14 愛媛大学) |
18の地方大学の2014-2018年度の5年間の共同研究について,共同研究件数に着目し,大学間の比較や経時変化,諸要因の検討を行った結果について報告した. |
◎「山口大学における2014〜2018 年度の共同研究の相手先の地理的分布の変化」(PDFファイル) | 産学連携学会21回大会 講演予稿集 (2023.6.12-13 高知市) |
山口大学の共同研究の相手先の地理的分布について調査し,地理的分布,2014-2018年度の5年間の変化について検討を行った.その結果を報告した. |
◎「中国・四国地方の9国立大学法人の外部研究資金に及ぼす大学規模の影響」(PDFファイル) | 産学連携学会関西中四国支部第14回研究事例発表会 (2022.12.01-02 京都市) |
地理的に近い中国,四国地方の9つの国立大学法人 (広島,山口,島根,鳥取,岡山,香川,徳島,高知,愛媛の各大学)を対象に,科研費,受託研究, 共同研究の受入件数,金額に及ぼす大学規模の影響を調査し,その結果について報告した. |
◎「中国・四国地方の9国立大学法人における外部資金の受入状況の比較」(PDFファイル) | 産学連携学会20回大会 講演予稿集 (2022.06.23-24 熊本市) |
地理的に近い中国,四国地方の9つの国立大学法人 (広島,山口,島根,鳥取,岡山,香川,徳島,高知,愛媛の各大学)を対象に,科研費,受託研究, 共同研究の受入件数,金額の推移やその関係性についての調査を行った.その結果について報告した. |
◎「島根大学における島根県内企業との共同研究の実施状況と継続性」(PDFファイル) | 産学連携学会19回大会 講演予稿集 (2021.06.03-04 オンライン) |
島根大学と島根県内企業との共同研究について,1995〜2019年度の25年間の契約情報を調査し,継続性について検討を行った.多くの企業で継続した共同研究が行われていないことがわかり,その結果を報告した. |
◎「地方大学における産学共同研究の実状解明の実証的研究−16」(PDFファイル) | 産学連携学会18回大会 講演予稿集 (2020.11.17-18 オンライン) |
島根大学の共同研究の相手先の地理的分布について調査し,地理的分布,2014-2018年度の5年間の変化について検討を行った.その結果を報告した. |
◎「島根大学でのオープンイノベーションの取り組みと課題」(PDFファイル) | 産学連携学会関西中四国支部第11回研究事例発表会
講演予稿集 (2019.12.5-6 広島市) |
島根大学におけるオープンイノベーションの取り組みとそのかだいについて,内閣府の「地方大学・地域産業創生交付金」に採択された次世代たたらプロジェクトを例として報告した. |
◎「地方大学における産学共同研究の実状解明の実証的研究−15」(PDFファイル) | 産学連携学会16回大会 講演予稿集 (2018.06.14-15 山口市) |
17の地方大学の2009-2013年度の5年間の共同研究について,大学と大学の所在地県内企業との共同研究に着目し,共同研究や研究費受入額に及ぼす諸要因の検討を行った結果について報告した. |
◎「地方大学における産学共同研究の実状解明の実証的研究−14」(PDFファイル) | 産学連携学会15回大会 講演予稿集 (2017.06.15-16 宇都宮市) |
島根,新潟,愛媛,長崎はじめ19大学の2009-2013年度の5年間の共同研究の相手先の地理的分布についての調査結果を比較した結果について報告した. |
◎「地方大学における産学共同研究の実状解明の実証的研究−12」(PDFファイル) | 産学連携学会第15回大会 講演予稿集 (2017.06.15-16 宇都宮市) |
宇都宮大学の2004-2013年度の10年間の共同研究の相手先の地理的分布についての調査結果を報告した. |
◎「地方大学における産学共同研究の実状解明の実証的研究−10」(PDFファイル) | 産学連携学会第14回大会 講演予稿集 (2016.06.16-17 浜松市) |
島根,新潟,愛媛,長崎の4大学の2004-2013年度の10年間の共同研究の相手先の地理的分布についての調査結果を比較した結果を報告した. |
◎「地方大学における産学共同研究の実状解明の実証的研究−6」(PDFファイル) | 産学連携学会 関西中四国支部 第7回研究事例発表会 講演予稿集 (2015.12.10-11 高知市) |
島根大学の共同研究の相手先の地理的分布について調査し,地理的分布,2004-2013年度の10年間の変化について検討を行った.その結果を報告した. |
◎「地方大学における産学共同研究の実状解明の実証的研究−1」, ◎「地方大学における産学共同研究の実状解明の実証的研究−5」(PDFファイル) |
産学連携学会第13回大会 講演予稿集 (2015.06.25-26 北見市) |
島根大学の共同研究の相手先の地理的分布について調査し,その結果を報告した. 岡山,新潟,長崎の各大学の結果を比較検討し,近年の共同研究の状況について明らかにした. |
◎「国立大学法人における共同研究1件当たりの研究費受入額の分析」(PDFファイル) | 産学連携学会第12回大会 講演予稿集 (2014.06.25-26 下諏訪) |
国立大学の共同研究1件当たりの研究費受入額を調査・分析し,その傾向を明らかにした. |
◎「共同研究実績の推移から見る島根大学の産学連携の現状」(PDFファイル) | 産学連携学会第11回大会 講演予稿集 (2013.06.20-21 盛岡) |
平成15〜23年度の期間について島根大学における共同研究の実績を調査・分析し,産学連携の実状を明らかにした. |
◎「産学連携による地域イノベーション創出−13」(PDFファイル) | 産学連携学会第10回大会 講演予稿集 (2012.06.14-15 高知) |
都道府県毎の特許出願件数の動向を調査・解析し,都道府県毎の企業の研究・開発力について検討した. |
◎「関西・中四国支部活動の現状と課題」(PDFファイル) | 産学連携学会第10回大会 講演予稿集 (2012.06.14-15 高知) |
関西・中四国支部の活動について紹介すると共に,研究事例発表会における参加者や発表内容の動向について検討した結果を報告した. |
◎「地域イノベーション創出の人材育成用教材の開発と創出のモデル化」(PDFファイル) | 産学連携学会第10回大会 講演予稿集 (2012.06.14-15 高知) |
平成21〜23年度の3年間にわたり,科研費で行った研究について,研究成果の概要を報告した.また,最終報告書の配布を行った. |
◎「産学連携による地域イノベーション創出−6」(PDFファイル) | 産学連携学会第9大会 講演予稿集 (2011.06.16-17 佐賀) |
科研に採択された研究課題「地域イノベーション創出の人材育成用教材の開発と創出のモデル化」の研究で行った,島根大学との連携で実用化した「えごま玉子」の開発事例の調査結果を紹介した. (予稿集では匿名になっていますが,実際の商品にご興味のある方は,こちらをご覧下さい.) |
◎「産学連携による地域イノベーション創出−11」(PDFファイル) | 産学連携学会第9回大会 講演予稿集 (2011.06.16-17 佐賀) |
科研に採択された研究課題「地域イノベーション創出の人材育成用教材の開発と創出のモデル化」の研究で行った事例に基づくケーススタディ教材の開発について紹介した. |
◎「医学部附属病院での課題解決から生まれた双方向通信システム「ミュー太」の開発」(PDFファイル) | 産学連携学会 関西・中四国支部 研究事例発表会 講演予稿集 (2010.12.03 高松) |
科研に採択された研究課題「地域イノベーション創出の人材育成用教材の開発と創出のモデル化」の研究で行った,島根大学との連携で実用化した双方向通信システム「ミュー太」の開発事例の調査結果を紹介した. (予稿集では匿名になっていますが,実際の商品にご興味のある方は,こちらをご覧下さい.) |
◎「産学連携による地域イノベーション創出−1」(PDFファイル) | 産学連携学会第8回大会 講演予稿集 (2010.06.24-25 函館) |
科研に採択された研究課題「地域イノベーション創出の人材育成用教材の開発と創出のモデル化」の研究概要の紹介を行った.また,この研究で行った島根大学との連携で実用化した事例の調査結果を紹介した. (予稿集では匿名になっていますが,実際の商品にご興味のある方は,こちらをご覧下さい.) |
◎「産学連携による地域イノベーション創出−2」(PDFファイル) | 産学連携学会 第8回大会講演予稿集 (2010.06.24-25 函館) |
島根県内企業と島根大学などが連携し研究開発から実用化に至った事例「調湿用木炭」についての調査結果をまとめ紹介した. (予稿集では匿名になっていますが,実際の商品にご興味のある方は,こちらをご覧下さい.) |
◎「産学連携による地域イノベーション創出−5」(PDFファイル) | 産学連携学会第8回大会 講演予稿集 (2010.06.24-25 函館) |
上記研究の平成21年度のまとめと調査事例の類型化を試みた結果について紹介した.さらに,教材開発の方向性について検討した結果を報告した. |
◎「共同研究件数の推移から見る中小企業と大学との連携の実状」(PDFファイル) | 産学連携学会第8回大会 講演予稿集 (2010.06.24-25 函館) |
国立大学で実施した共同研究の件数,特に,中小企業との共同研究の件数の推移を調査した結果を報告した.調査の結果,中小企業と国立大学との共同研究は,一部の大学では増加しているものの,大多数では横ばいあるいは微減傾向であることがわかった. |
◎「共同研究の推移から見る産学連携の実状と課題」(PDFファイル) | 産学連携学会第7回大会 講演予稿集 (2009.08.17-18 福井) |
島根大学における企業との共同研究の動向を解析し,その傾向から中小企業との共同研究(産学連携)を促進する上での課題と方向性について検討した. 当日のポスターはこちら(pdf)です. |
◎「島根大学の共同研究の動向から見た産学連携の課題」(PDFファイル) | 産学連携学会第6回大会 講演予稿集 (2008.06.26-27 大分) |
島根大学における企業との共同研究の動向を解析し,その傾向から中小企業との共同研究(産学連携)を促進する上での課題と方向性について検討した. 当日のポスターはこちら(pdf)です. |
◎「大学と企業との共同研究から事業化までの解析」(PDFファイル) | 産学連携学会第4回大会 講演予稿集 (2006.06.15-16 東京) |
島根大学と企業との連携で,研究から事業化に至った事例について,連携のプロセスを解析し,成功要因について検討した. |
◎「大学における産学連携の意義」(PDFファイル) | 産学連携学会第3回大会 講演予稿集 (2005.05.26-27 徳島) |
大学における産学連携の意義や役割について,大学と社会の関係から論考した. |
◎「島根大学における産学連携の現状」(PDFファイル) | 産学連携学会第2回大会 講演予稿集 (2004.6.11-12 福岡) |
島根大学と企業との共同研究について解析を行い,産学連携の方向背について論考した. |
◎「相互支援型による産学官+民連携システムの試み」(PDFファイル) | 産学連携学会第1回大会 講演予稿集 (2003.09.15-16 札幌) |
住民参加による新しい仕組みを提案し,島根で実験中 共著者:片岡勝,吉岡佳紀 |
◎「公募型プロジェクト研究におけるコーディネート活動」(PDFファイル) |
産学連携学会第1回大会 講演予稿集 (2003.09.15-16 札幌) |
これまでに行ってきた,公募型プロジェクト研究の立ち上げにおけるコーディネート活動の整理と検討. |
【関連する学会など】
○日本鉄鋼協会 | ○日本金属学会 | ○日本木材学会 |
○日本MRS | ○TMS(The Minerals, Metals & Materials Society) | ○Industrial Ecology |
○Iron and Steel Society | ○廃棄物資源循環学会 | ○ |
3.プラズマを利用した材料製造技術に関する研究
熱プラズマを利用した材料創製などに取り組んでいます.
【関連する主な執筆論文】
ほかにも関連する論文を出していますので,お問い合わせ下さい.
論文題目 |
掲載雑誌 |
概要など |
◎廃木材から製造した木炭の吸放湿特性に及ぼす気温の影響 | 廃棄物資源循環学会論文誌,Vol. 20, No. 3, 196 - 202, (2009) | 廃木材から製造した木炭の調湿性能に及ぼす気温の影響を明らかにした. |
◎廃木材から製造した木炭の水質浄化剤としての吸着性能 | 廃棄物学会論文誌 Vo.18,No.3 211-217 (2007) |
廃木材から製造した木炭の水質浄化剤としての吸着性能を測定し,水質浄化剤の利用の可能性が高いことを明らかにした. |
◎廃木材から製造した木炭の比表面積に及ぼす炭化条件の影響 | 廃棄物学会論文誌 Vo.18,No.3 205-210 (2007) |
廃木材から製造した木炭の炭化条件と比表面積の関係を明らかにした. |
◎廃木材から製造した木炭の吸放湿特性評価 | 廃棄物学会論文誌 Vol.16 No.6,501-507, (2005) |
廃木材から製造した木炭の比表面積と調湿性能に及ぼす炭化条件の影響を検討し,明らかにした. |
◎スギの熱圧・炭化条件による硬度および燃焼特性の制御 | 木材工業,Vol.59 (2004),No.12,p.585-590 |
圧縮木材を炭化し,スギ材などから硬質な木炭を製造することに成功した. |
◎Characteristic of Compressed wood and its application | Transaction of MRS-J, Vol. 29(2004) (5), p.2463-2466 |
圧縮木材を炭化し,スギ材などから硬質な木炭を製造することに成功した. |
木材保存 Vol.29(2003) No1 p.1-7 | 防腐処理された重金属を含む廃材問題などを,廃棄物処理全体の問題としてとらえ,重金属の備蓄システムなど将来に向けた重金属の扱いについて提案した. 共著者:片山裕之 |
|
◎スギ材から製造した木炭の比表面積に及ぼす二酸化炭素の影響 |
木材学会誌,Vol.48 (2002), No.4, p.272-279 | スギ材から吸着用を目的とした木炭を炭化+賦活の同時処理で製造する条件として,炭化雰囲気の二酸化炭素濃度,炭化温度の影響を明らかにした. 比表面積を増大させるためには,800-900℃での炭化が有効である. 共著者:田口剛,片山裕之 |
◎スギ材から製造した木炭の比表面積に及ぼす炭化条件の影響 |
木材学会誌,Vol.47(2001),No.2,pp164-170 | スギ材から吸着用を目的とした木炭を炭化+賦活の同時処理で製造する条件として,炭化雰囲気の酸素濃度,温度の影響を明らかにした. 比表面積を増大させるためには,800-900℃での炭化が有効である. 共著者:片山裕之 |
◎CCA処理木材の炭化時における銅,クロム,ヒ素の挙動 | 木材学会誌,Vol.46(2000),No.6,pp587-595 | CCA防腐処理のされたスギ材を炭化した場合に,木材に含まれる銅,クロム,ヒ素の挙動を調査し,燃焼時の場合と比較した. 燃焼時,炭化時とも600℃以上ではヒ素の揮発が生じ,排ガス中にヒ素が混入することが明らかになった.ヒ素の揮発率は,温度が高いほど増大する. 共著者:片山裕之 |
◆Control of slag and inclusion in Japanese traditional iron and steel making process | Ironmaking and Steelmaking Vol.29(2002), No.4, 276-280 | たたら製鉄で製造される鋼の性質を現代製鉄法の鋼について,刀の製造工程を疑似し比較検討した. 共著者:H.Katayama, M.Haba, T.Kishida, T.Kishida, Y.Murakawa and T.Suzyki |
▲Deviation from local thermodynamic equilibrium state in thermal plasma. | ISIJ Int.,Vol.38(1998),No.11, pp.1165-1169 | 高周波により大気圧下で発生させた熱プラズマの励起温度を分光学的手法により測定し,Ar-H2プラズマでは,ArとHの温度が大きく異なることを見いだし,熱的平衡が成立しているとされている熱プラズマにおいても必ずしも熱的平衡状態には無いことを発見した. 共著者:武田紘一,柴田清 |
●環境への影響度を定量的に表す方法の現状と課題 | 木材工業,Vol.53(1998),No.7,pp.300-306 | LCAの汎用ソフトを使用する環境影響度の評価方法の問題点と課題を述べ,総合的に活用するための方法を示した. 共著者:片山裕之,柴田清 |
●鋳物原料としての鉄鋼スクラップの現状と課題 | 鋳造工学,Vol.69(1997),No.12,pp.988-994 | 鋳物の鉄原料について,鉄スクラップを有効に利用するという観点から,不純物,ダスト,排ガスの問題を整理し,解決のための技術についてまとめて述べた. 共著者:片山裕之,尾添伸明 |
【これまでの主な研究の紹介】
1.鉄鋼製錬関係
1.鉄鋼精錬におけるスラグ/溶鉄間の複数の競合反応について,反応速度を数式化しコンピューターによりシミュレーションできるモデルを開発した.鉄鋼精錬の実プロセスにおいて,脱燐反応速度に及ぼす攪拌力,温度,精錬剤組成の影響を明らかにし,適正な精錬条件を明確にし,反応効率等の向上に寄与した.また,オンラインで制御可能なシステムの構築が可能となった.
2.鉄鋼精錬の2次精錬プロセスにおける脱窒,脱炭反応の進行を記述できる数式モデルを構築し,ルツボ実験から実機に至るまでの反応を記述できることを明らかにした.また,シミュレーションにより脱炭反応の促進により脱窒反応を促進できることを明らかにした.
●【関連する主な論文など】
1.「コンピューターシミュレーションによる精錬プロセス最適化技術の開発」 日本金属学会会報,Vol.28(1989),No.4,pp.310-312
2.「CO-CO2気泡を介したスラグ中酸化鉄と溶鉄中炭素の反応モデル」 鉄と鋼,Vol.76(1990),No.11,pp.2011-2018
3.「Effect of stirring energy, temperature and flux composition on hot metal dephosphorization kinetics.」 ISIJ Int.,Vol.31(1991),No.11,pp.1322-1328
4.「Mathematical model for nitrogen desorption and decarburization reaction in vacuum degasser.」 ISIJ Int.,Vol.36(1996),No.4,pp.395-401
2.アルミニウムのリサイクル関係
スクラップのAlの高純度化再生プロセスとして,"燃料電池で電力を回収しながらAlを塩化−蒸留で高純度化−Alに還元するプロセス"を提案し,Alを塩化する燃料電池の特性を調査した.発電効率向上のためには塩素局側の反応界面積の確保が重要であること,多孔質黒鉛で反応界面積を増大でき高効率で発電できることを明らかにした.これにより,Alの塩化燃料電池を用いて電力回収が可能なことを示した.また,Alスクラップ中に混入する不純物としてFe,Cuの影響を調査し,燃料電池工程でAl極に濃化分離できることを明らかにした.
●【関連する主な論文など】
1.「Al-塩素燃料電池におけるスリット型電極の特性」 電気化学及び工業物理化学,Vol.63(1995),No.5,pp.412-418
2.「多孔質黒鉛カソードを用いたAl-塩素燃料電池電極特性」 電気化学及び工業物理化学,Vol.64(1996),No.1,pp.32-36
3.「塩化物経由のアルミニウムスクラップリサイクルとケミカルコジェネレーション」 資源と素材,Vol.113(1997),No.12,pp.1059-1062
3.熱プラズマ利用関係
高周波により大気圧下で発生させた熱プラズマの励起温度を分光学的手法により測定し,Ar-H2プラズマでは,ArとHの温度が大きく異なることを見いだし,熱的平衡が成立しているとされている熱プラズマにおいても必ずしも熱的平衡状態には無いことを発見した.熱プラズマを用いた酸化物の還元において,水素ではCr2O3を金属まで還元できること,CH4を用いると炭化物を形成することを明らかにした.さらに,還元機構として,蒸発⇒急冷が生じていることを明確にした.
●【関連する主な論文など】
1.「In-flight reduction of Fe2O3, Cr2O3, TiO2 and Al2O3 by Ar-H2 and Ar-CH4 plasma.」 ISIJ Int.,Vol.33(1993),No.11,pp.1150-1158
2.「Deviation from local thermodynamic equilibrium state in thermal plasma.」 ISIJ Int.,Vol.38(1998),No.11,pp.1165-1169
3.「熱プラズマの利用と局所平衡」 まてりあ,Vol.33(1994),No.9,pp.1142-1148