技術コミュニティラボ |
島根大学地域未来協創本部産学連携部門 |
第4回ミーティング
|
技術コミュニティラボは,少人数&双方向性の情報交換の「場」であり情報提供者である大学教員等と産業界を結びつけ地域における大学の垣根を低くするとともに,産学官連携をベースとしたイノベーションを創出するための新たな取り組みです。 今回のミーティングでは,『航空宇宙分野における流体の数値シミュレーション活用』というタイトルで,本学総合理工学部 機械・電気電子工学科の新城 淳史 准教授に情報提供して頂き,熱流体解析や流体シミュレーションに興味をもつ地元企業,社会人学生,教員,自治体などのメンバー計12名の参加がありました。 新城准教授からは,「流体力学は身近な現象であり工学設計にも重要な学問であること」,「数値シミュレーションに要るものや利点」,「数値シミュレーションによる天気予報や煙・炎の絵やCG」,「機体設計,騒音解析,燃料噴霧微粒化の研究など,航空宇宙分野での利用について」など,非常に分かり易い説明がありました。また,プログラミングから立ち上げた数値シミュレーションも実演していただきました。 後半の意見交換では,実際の業務に関わる質問や,数値シミュレーションの現場への適応についての質問,スーパーコンピューターの使用についての質問,用語や計算式に関する質問など,基本的なことから応用に関する専門的なことまで多岐にわたる質問が出され,本学教員と地域産業界の方々との交流が行われました。
|
![]() |
![]() |
![]() |
総合理工学部 新城 淳史 准教授 | 地域未来協創本部 服部大輔 准教授 | 参加者の自己紹介の様子 |
日時・会場 |
主催 |
平成30年5月24日(木)14:00〜16:00 島根大学 旧:産学連携センター 2階 研修室 |
島根大学 島根県 |
情報提供者 |
プログラム |
島根大学 総合理工学研究科 新城淳史 准教授 2001年3月東京大学工学系研究科博士課程修了,博士(工学),2001年4月航空宇宙技術研究所(後に宇宙航空研究開発機構に統合),2013年10月Brunel University London(英国)を経て,2016年4月島根大学総合理工学研究科准教授(現在に至る) |
14:00〜 情報提供 15:00〜 意見交換・ディスカッション 16:00 終了 |
研究シーズのPRポイント |
・航空機・機械設計等への流体シミュレーションの活用 ・よりリアルで複雑な流体現象の解明 |
- 連絡先 - |