技術コミュニティラボ |
島根大学地域未来協創本部産学連携部門 |
第13回ミーティング オンライン
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情報提供者として、島根大学 生物資源科学部 農林生産学科の渋谷 知暉 助教をお招きし、「農作物開発・品種改良におけるゲノム編集の利用可能性」というタイトルで発表していただきました。 渋谷助教からは、はじめに農業生産におけるゲノム編集とはどのようなものか、ゲノム編集の利用に関わる制度、すでに開発が進んでいるゲノム編集作物等について説明がありました。 ゲノム編集技術では、特に2020年のノーベル化学賞を受賞したCRISPR/Cas9について説明がありました。CRISPR/Cas9は、非常に簡便に扱えるゲノム編集技術であり、農業・水産・医薬などバイオ系の幅広い分野で活用が期待されていることが紹介されました。 また、後半では、ゲノム編集でどんなことができる可能性があるのか、渋谷助教が実際にゲノム編集を利用して実施中の研究を交えて説明がありました。 今回は、県内外から15名の参加があり、多くのご質問をいただくことができました。 次回は、2021年11月6日(土)に開催される、しまね大交流会の一つのイベントとして「SDGs時代の健康と(技術コミュニティラボin大交流会ライトニングトーク)」として開催予定です。詳細については、準備ができ次第、ホームページ等で情報公開いたします。 |
日時・会場 |
主催 |
2021年7月28日(水)13:30〜15:30 Zoomによるオンライン開催
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島根大学 島根県
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情報提供者 |
研究シーズのPRポイント |
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・ゲノム編集技術とはどんなものかを解説しました。 ・国内で開発が進んでいるゲノム編集作物について紹介しました。 ・ゲノム編集による品種改良のアイディアを紹介しました。 |
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