令和02年度の活動

 令和2年度しまね地域MOTセミナー【座学と演習】
 「未来の顧客価値を創出するためのロードマップ作成の基礎と実践的活用法」

■日時:令和3年3月4日(木)10:30〜17:00、5日(金)9:00〜16:00

■会場:テクノアークしまね

 MOTセミナーは,島根県内の関連機関と連携し15年前から「しまね地域MOTセミナー」として開催してきました。

 今回は,自らが行おうとしている新製品の開発や新しい事業を題材にしたロードマップについて,自己演習とグループ討議を組み合わせて,2日間行いました。企業や大学,自治体など5名の参加がありました。

 講師の出川 通 氏((株)テクノ・インテグレーション 代表取締役, 島根大学 地域未来協創本部 客員教授)から,自己紹介とセミナーの全体の予定が説明された後,「未来の顧客価値を創出するためのロードマップ作成の基礎と実践的活用法」についての講義がなされました。

 加えて,各自が持ち寄ったロードマップをもとに,戦略やロードマップのブラッシュアップと策定上の問題点,課題,その対応に関して,自己演習とグループ討議が行われ,活発な意見が交わされました。

 講義と演習を通して,自ら想定するサービスや新製品でロードマップをどのように作成し,活用していくかなど,新事業の展開におけるロードマップについての理解が深められました。また,参加者間の交流が活発に行われ,自然に異業種交流となりました。

 産学連携学会 関西・中四国支部 第12回研究・事例発表会

■日時:令和3年2月19日(金)13:00〜18:00

■会場:オンライン開催

 2月19日にオンラインで,産学連携学会 関西・中四国支部 第12回研究・事例発表会が開催されました。

 産学連携学会 関西・中四国支部 研究・事例発表会は,地域が共有する課題を解決し,産学連携の促進に向けて産学連携の事例や研究成果について情報交換を行い,かつ,地域内の会員の交流を深めるために,当該エリアの方々が気軽に産学連携の事例の紹介や様々な研究の発表ができるように企画されたものです。

 当部門からは,北村寿宏教授,服部大輔准教授,小金民造客員教授が参加しました。

 この研究事例・発表会は,当部門の後援事業でもあり,北村教授は事務局として準備,運営面で主になって協力しました。

 服部准教授は,「地方国立大学におけるAI(人工知能)を用いた受託研究の状況」と題して,島根,宮崎,愛媛の各大学でのAI関連の受託研究の動向について,発表しました。

 今回の発表会では,13件の事例や研究紹介が行われ,参加者は37名で,支部エリア内だけでなく,神奈川や長崎などからの参加もあり,関心の深さが窺われました。

 各発表での質疑は非常に活発で,参加者の情報交換や交流が促進されました。

 発表は,産学連携の事例や各種関連データの分析など幅広い内容で,地域との連携や学生教育などの分野の発表も増えてきており,また,高校からの事例発表などもあり,産学連携の広がりを感じることができました。

 全体を通して,発表の内容も非常に興味深いものが多く,今後の産学連携の活動の参考とすることができました。

  発表会の詳細はこちらをご覧ください。

  服部准教授の発表については要旨をご覧ください。

 第3回とくしまコワーキングコミュニティプラットフォーム全体会合 基調講演

■日付:令和3年2月5日(金)

■会場:オンライン開催

 当部門の服部大輔准教授が,徳島県地方創生局Society5.0推進課ならびに上勝町役場からの依頼で,2021年2月5日に開催された第3回とくしまコワーキングコミュニティプラットフォーム全体会合において,「イノベーションマッチング−Withコロナ時代の産学官連携による地域オープンイノベーションの創出−」と題して50分の基調講演をオンラインで行いました。

 詳細はこちらをご覧ください。

 技術コミュニティラボ第11回ミーティング オンライン
 「快適な住・建築環境の構築と国産木材利用の可能性について」

■日時:令和2年12月10日(木)13:30〜15:30

■会場:オンライン開催

 12月10日(木)に,ZOOMによるオンラインで「快適な住・建築環境の構築と国産木材利用の可能性について」をテーマに、技術コミュニティラボ第11回ミーティングを開催しました。

 今回は、本学総合理工学部の清水貴史准教授に、建築環境分野におけるいくつかの研究事例と性能評価方法、住・建築環境の構築における国産木材利用の可能 性について情報提供していただきました。

 詳細はこちらをご覧ください。

 産学連携学会第18回大会

■日付:令和2年11月17日(火)、18日(水)

■会場:オンライン開催

 産学連携学会 第18回大会が,11月17日,18日にオンラインで開催され,当部門の北村寿宏 教授,服部大輔 准教授が参加しました。

 北村寿宏 教授は,「地方大学における産学共同研究の実状解明の実証的研究-16 島根大学における共同研究の相手先の地理的分布」と題して発表しました。

 服部大輔准教授は「地方国立大学におけるAI(人工知能)を用いた共同研究の現状と課題2」と題して発表しました。

  北村教授の発表についてはこちらをご覧ください。

  服部准教授の発表についてはこちらをご覧ください。

 技術コミュニティラボ オンライン座談会inしまね大交流会
 「After/WithコロナにおけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)と地域社会」

■日時:令和2年11月7日(土)15:45〜17:15

■会場:オンライン開催

 11月7日(土)に,しまね大交流会のイベントの一環として,ZOOMを用いた技術コミュニティラボ・オンライン座談会「After/WithコロナにおけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)と地域社会」を開催しました。

 DXはスウェーデンのエリック・ストルターマン教授により2004年に提唱された概念で,「ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」ということを意味します。

 当日は,県内外の企業,教育研究機関,自治体等から36名のご参加がありました。

 詳細はこちらをご覧ください。

 技術コミュニティラボ第10回ミーティング「ソーシャルメディアに対する時空間データマイニング」

■日時:令和2年8月25日(火)13:30〜15:30

■会場:オンライン開催

 島根大学地域未来協創本部産学連携部門では,平成29年度に技術コミュニティラボを開設し,定期的にミーティングを開催しています。

 今回のミーティングは,「ソーシャルメディアに対する時空間データマイニング」というタイトルで,島根大学 総合理工学部 知能情報デザイン学科の酒井 達弘 助教に情報提供をして頂きました。

 また,新型コロナウィルスの影響のため,初めてZoomを用いたウェビナー形式で開催しましたが,松江市,出雲市,東京,熊本,徳島などの多くの地域から36名の参加があり,総参加者数や他県参加者数は過去最高となりました。

 詳細はこちらをご覧ください。

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