■日程:令和6年9月5日(木)13:00〜17:00、6日(金)9:00〜12:00
■会場:名古屋工業大学 4号館
全国の国立大学に設置されている産学連携を担当している組織の教員等が集まり、情報交換や意見交換を行う「第35回 国立大学法人産学連携センター等教員会議」に当部門から北村教授が参加しました。
今回は名古屋工業大学の当番により開催され、全国から産学連携センター等の教員約60名が集まり、様々な意見交換や議論が行われました。
一日目の全体会議では、基調講演として、文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課 課長 池田一郎 氏より「文部科学省の最新政策動向について」と題して講演が行われ、産学連携や大学発ベンチャー等に関連する各種施策や取り組みについて紹介されました。
特別講演では、経済産業省 イノベーション・環境局 大学連携推進室長 川上悟史 氏から「経済産業省の最新政策動向について」と題して特別講演がなされ、経済産業省における施策や取り組みについて紹介されました。また、名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部スタートアップ推進室 矢野 貴大様から「Tongaliとは?〜東海地区の大学コンソーシアムの最新動向〜」について講演され,スタートアップの支援の取り組みなどについて紹介されました。
今回は,以下の3つの分科会が行われました。
・分科会1:URAとの連携および産学連携の支援人材確保の取組
・分科会2:大学発スタートアップの創出・支援に向けた取組
・分科会3:知財の活用に向けた取組
北村教授は、分科会1「URAとの連携および産学連携の支援人材確保の取組」に参加しました。
この分科会では、URAなど産学連携や研究支援を担う人材をどのように確保するか、また、育成しているかなど、支援人材に関連する各大学の取り組みや課題について意見交換がなされました。
地方の小さな大学では,どこも支援を担う人材そのものの確保に苦労しており,給与や雇用期間などの待遇が悪いことが問題であることなどが共通の課題として挙がりました。
二日目は,分科会で継続して議論を行い,その後,全体会議で各分科会でのまとめの紹介を行って議論し情報を共有した。
次回(来年)は,東京海洋大学の当番で2025年9月頃に行われる予定です。
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