令和06年度の活動

 MOTセミナー「新商品・新事業・スタートアップ展開に必要なMOTマーケティング手法
 −具体的な初期顧客とその価値、市場規模の見つけ方」

■日程:令和6年12月18日(水)13:30〜17:00、19日9:00〜16:00

■会場:テクノアークしまね 中会議室

 MOTセミナーは、島根県内の関連機関と連携し19年前から「しまね地域MOTセミナー」として開催してきました。

 現在、ビジネスにおいて新しい商品価値や新事業創出というイノベーションが求められており、その方法論として「スタートアップ(ベンチャー起業や社内起業など)」が注目されています。

 そこで、新規事業の創出にかかわるマーケティングについて、基本的な考え方、成功するための実践的な方法論などについて実践力をつけることを目的に、二日に亘って開催しました。

 具体的には、MOTマーケティングの基本、顧客候補の選び方、必要な技術を機能や顧客価値に置き換えること、見えないマーケットを定量化することなどを座学と演習を通じて学んでいただきました。

 参加者は、企業や大学関係者、学生、自治体職員など14名でした。

 産学連携学会 関西・中四国支部 第16回研究・事例発表会

発表会の様子

情報交換会の様子

■日程:令和7年12月2日(月)13:00〜17:00

■会場:松江テルサ 中会議室

 令和6年12月2日(月)、3日(火)に、松江テルサ 中会議室(島根県松江市)で 開催された第16回研究・事例発表会に、当部門からは、北村寿宏教授、服部大輔准教授が参加しました。

 産学連携学会 関西・中四国支部 研究・事例発表会は、地域が共有する課題を解決し、産学連携の促進に向けて産学連携の事例や研究成果について情報交換を行い、かつ、地域内の会員の交流を深めるために、当該エリアの方々が気軽に産学連携の事例の紹介や様々な研究の発表ができるように企画されたものです。

 北村教授は、「地方の12国立大学の共同研究の大型化に関する比較」と題して、服部准教授は「大学発ベンチャー創出の有無による内部要因の比較研究」と題して、発表しました。

 今回の発表会では、22件の事例や研究紹介が行われました。

 参加者は37名で、支部エリア内だけでなくエリア外からの参加もあり、関心の深さがうかがわれました。各発表での質疑は非常に活発で、参加者の情報交換や交流が促進されました。発表は、産学連携の事例や各種関連データの分析をはじめ、地域との連携や学生教育などの分野の発表もみられ幅広い分野での発表がなされました。

 全体を通して、発表の内容も非常に興味深いものが多く、今後の産学連携の活動の参考とすることができました。1日目の発表会の後には対面で情報交換会も行われ、発表会では足らなかった議論の続きが行われました。

 発表会の詳細はこちらをご覧ください。

 技術コミュニティラボ 第21回ミーティング
 「磁気と機械のエネルギー変換 −新材料の開発と振動発電エナジーハーベスティングへの応用−」

■日程:令和6年11月22日(金)13:30〜15:30

■会場:島根大学地域未来協創本部2階

 技術コミュニティラボ 第21回ミーティングを開催しました。

 今回は、「磁気と機械のエネルギー変換 −新材料の開発と振動発電エナジーハーベスティングへの応用−」をテーマに、島根大学 先端マテリアル研究開発協創機構の 藤枝 俊 教授に情報提供していただきました。

 詳細はこちらをご覧ください。

 スタートアップ企画,新商品開発や新事業展開で悩んでいる方へ
 MOTセミナー「イノベーションとスタートアップの基礎と定石」

■日程:令和6年10月10日(木)13:00〜17:00

■会場:島根大学 次世代たたら協創センター 講義室

■費用:テキスト代:2000円(税別)

■講師:出川 通 氏
     株式会社テクノ・インテグレーション 代表取締役
     島根大学 地域未来協創本部 産学連携部門 産学連携アドバイザー

■司会:北村 寿宏 教授
     島根大学 地域未来協創本部 産学連携部門

 MOTセミナーは、島根県内の関連機関と連携し19年前から「しまね地域MOTセミナー」として開催してきました。

 現在、ビジネスにおいて新しい商品価値や新事業創出というイノベーションが求められており、その方法論として「スタートアップ(ベンチャー起業や社内起業など)」が注目されています。

 今回のセミナーは、そもそもなぜ「起業(スタートアップ)」か、目的は何か、なぜ既存企業だと難しいのか、今必要とされる「イノベーション」は「R&D」とは何が違うか、どう理解するのか、最大不確定要素である「顧客価値をどのように仮説・検証(ヒアリング)」したらよいのか、スタートアップの前提として「意図的未来ビジネス仮説(ロードマップ)」が描けているのか、どうしたら「理解し行動」に「意識改革」することができるか、などについて実施しました。

  参加者は、企業や大学関係者、学生、自治体職員など6名でした。

 第35回 国立大学法人産学連携センター等教員会議

■日程:令和6年9月5日(木)13:00〜17:00、6日(金)9:00〜12:00

■会場:名古屋工業大学 4号館

 全国の国立大学に設置されている産学連携を担当している組織の教員等が集まり、情報交換や意見交換を行う「第35回 国立大学法人産学連携センター等教員会議」に当部門から北村教授が参加しました。

 今回は名古屋工業大学の当番により開催され、全国から産学連携センター等の教員約60名が集まり、様々な意見交換や議論が行われました。

 一日目の全体会議では、基調講演として、文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課 課長 池田一郎 氏より「文部科学省の最新政策動向について」と題して講演が行われ、産学連携や大学発ベンチャー等に関連する各種施策や取り組みについて紹介されました。

 特別講演では、経済産業省 イノベーション・環境局 大学連携推進室長 川上悟史 氏から「経済産業省の最新政策動向について」と題して特別講演がなされ、経済産業省における施策や取り組みについて紹介されました。また、名古屋大学 学術研究・産学官連携推進本部スタートアップ推進室 矢野 貴大様から「Tongaliとは?〜東海地区の大学コンソーシアムの最新動向〜」について講演され,スタートアップの支援の取り組みなどについて紹介されました。

 今回は,以下の3つの分科会が行われました。

 ・分科会1:URAとの連携および産学連携の支援人材確保の取組

 ・分科会2:大学発スタートアップの創出・支援に向けた取組

 ・分科会3:知財の活用に向けた取組

 北村教授は、分科会1「URAとの連携および産学連携の支援人材確保の取組」に参加しました。

 この分科会では、URAなど産学連携や研究支援を担う人材をどのように確保するか、また、育成しているかなど、支援人材に関連する各大学の取り組みや課題について意見交換がなされました。

 地方の小さな大学では,どこも支援を担う人材そのものの確保に苦労しており,給与や雇用期間などの待遇が悪いことが問題であることなどが共通の課題として挙がりました。

 二日目は,分科会で継続して議論を行い,その後,全体会議で各分科会でのまとめの紹介を行って議論し情報を共有した。

 次回(来年)は,東京海洋大学の当番で2025年9月頃に行われる予定です。

 技術コミュニティラボ 地域未来ヴィジョンWS
 「医薬発祥の地出雲から創る誰もが豊かに働く地域共創社会の創出にむけて」

■日程:令和6年6月18日(火)13:30〜15:30

■会場:島根大学地域未来協創本部2階

 技術コミュニティラボ 地域未来ビジョンワークショップを開催しました。

 今回は、「医薬発祥の地 出雲から創る誰もが豊かに働く地域共創社会の創出にむけて」をテーマに、前半は5名のの研究者に情報提供していただき、後半では「2050年の理想の島根(未来のありたい社会像を共有)」、「理想の島根実現方法(科学を活用した社会の変革)」、「理想の島根実現方法(今後大学はどう変わっていくべきか?)」といった地域未来ヴィジョンについて意見交換しました。

 詳細はこちらをご覧ください。

 技術コミュニティラボ第20回ミーティング
 「加工熱処理を駆使した高強度−高導電性銅合金の創製 〜金属組織制御の基礎と応用〜」

■日程:令和6年5月28日(火)13:30〜15:30

■会場:島根大学地域未来協創本部2階

■発表:島根大学材料エネルギー学部 千星 聡 教授

 技術コミュニティラボ第20ミーティングを対面で開催しました。

 今回は、「加工熱処理を駆使した高強度−高導電性銅合金の創製 〜金属組織制御の基礎と応用〜」をテーマに、本学材料エネルギー学部の千星 聡 教授に提供していただきました。

 詳細はこちらをご覧ください。