■日程:令和5年9月7日(木) 、8日(金)
■会場:ホテルグランビア和歌山 6F会議室
全国の国立大学に設置されている産学連携を担当している組織の教員が約60名が集まり,「第34回 国立大学法人共同研究センター等教員会議」が,和歌山大学の当番により開催され,当部門から北村寿宏 教授が出席しました。
一日目は先ず全体会議の場において,文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課長 池田一郎 氏より「文部科学賞の最新政策動向について」と題する基調講演が行われ,産学連携や大学発ベンチャー等に関連する各種施策が紹介されました。
続いて二つの特別公演が行われ,経済産業省 産業技術環境局 大学連携推進室長 川上悟史 氏が「経済産業省の最新の政策動向について」と題して,内閣府 知的財産戦略推進事務局 参事官補佐 永井立紀 氏が「大学知財ガバナンスガイドラインについて」と題してお話しされました。
次に以下の3つの分科会が行われました。
・分科会1:産学連携の支援人材確保の取組
・分科会2:大学発スタートアップの創出・支援に向けた取組
・分科会3:知財の活用に向けた取組
北村教授が出席した分科会1では,産学連携を担うコーディネータやURAなどの人材をどのように確保するか,また,育成しているかなど,支援人材に関する意見交換がなされました。
地方の小さな大学では,どこも人材の確保に苦労しており,ポスドクや企業OB等を狙って確保していることが分かりました。
給与や雇用期間などの待遇が悪いことが共通問題として挙がりました。
二日目は,分科会で継続して議論を交わした後,全体会議で各分科会でのまとめ紹介し,更に議論し,情報を共有しました。
次回(来年)は,名古屋工業大学の当番で2024年9月頃に行われる予定です。
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