産学連携活動における研究マネージメント研究会

　■日時：

令和６年３月２８日（木）9:00〜17:00

　■場所：

室蘭工業大学　N棟N307号室

　■内容：

　産学連携活動における研究マネージメント研究会を室蘭工業大学で行いました。

　今回の研究会では，産学連携モデルについて議論すると共に，大学での最近の産学連携活動事例，大学の産学連携研究活動を含むマネージメントの現状と課題，産学連携活動の課題と分析等について意見交換を行いました。

　今後，研究会への参加メンバーを増やしていくと共に，継続的に研究会を行い，議論を行って行くこととしました。

 第１０回産学連携研究会-２

　■日時：

令和６年２月１５日（木）14:00〜17:00

　■場所：

長崎大学　東京事務所　第三会議室

　■内容：

産学連携研究会−２のHPをご覧ください

 産学連携学会 関西・中四国支部 第15回研究・事例発表会

　■日時：

令和５年１２月７日（木）13:10〜17:00，８日9:30〜12：00

　■場所：

鳥取県立生涯学習センター県民ふれあい会館

　■内容：

　令和5年12月7日（木），8日（金）に，鳥取県立生涯学習センター県民ふれあい会館　講義室（鳥取市）で，「産学連携学会 関西・中四国支部 第15回研究・事例発表会」が開催され，当部門からは，北村寿宏 教授，服部大輔 准教授，小金民造 産学連携アドバイザーが参加しました。

　この発表会は，地域が共有する課題を解決し，産学連携の促進に向けて産学連携の事例や研究成果について情報交換を行い，かつ，地域内の会員の交流を深めるために，当該エリアの方々が気軽に産学連携の事例の紹介や様々な研究の発表ができるように企画されたものです。

　今回は，２１件の事例や研究の紹介が行われ，３７名の参加がありました。支部エリア内だけでなくエリア外からの参加があったことから，関心の深さがうかがわれました。各発表での質疑は非常に活発で，参加者の情報交換や交流が促進されました。発表内容は，産学連携の事例や各種関連データの分析をはじめ，地域との連携や学生教育など，幅広い分野からなされました。

　北村教授は，「共同研究の実施状況に関する宮崎大学と島根大学の比較」と題して，島根大学と宮崎大学の2014〜2020年度の共同研究の実施状況を調査・分析して，相手先企業の地理的分布や共同研究の大型化が類似している点を見いだし，発表しました。

　全体を通して，発表の内容も非常に興味深いものが多く，今後の産学連携の活動の参考とすることができました。

　１日目終了後の情報交換会では，発表会では足らなかった議論の続きが行われました。

　発表会の詳細はこちらをご覧ください。

 鳥取大学の訪問調査

　■日時：

令和５年１２月０６日（火）15:00〜16:30

　■場所：

鳥取大学 研究推進機構

　■内容：

産学連携研究会−２のHPをご覧ください

 令和５年度しまね地域MOTセミナー
 「新商品・新事業・ベンチャー展開に必要なMOTマーケティング手法
 ー具体的な初期顧客とその価値、市場規模の見つけ方」

　■日時：

令和５年１１月２９日（水）10:00〜17:00，３０日（木）9:15〜16:00

　■場所：

テクノアークしまね　大会議室

　■講師：

出 川 通　氏
　株式会社テクノ･インテグレーション 代表取締役
　島根大学 地域未来協創本部 産学連携アドバイザー

　■司会：

北村 寿宏　島根大学 地域未来協創本部 教授

　■内容：

　新製品を世に送り出す時に行うMOTマーケティングのセミナーを，2日間にわたって開催し，地元企業，個人事業者，行政機関の人など６名の参加がありました。

　今回は，新規事業の創出にかかわるマーケティングについて，基本的考え方や実践的な方法論などについて学んでいただくことを目的にしました。

　具体的には，MOTマーケティングの基本，顧客候補の選び方，必要な技術を機能や顧客価値に置き換えること，見えないマーケットを定量化することなどを座学と演習を通じて学んでいただきました。

　講師の講義を聴いて，その演習を行い，グループ討議を行うことで理解を深められ，また，新しい気づきが得られたようで，少ない受講生でしたが実のあるセミナーになりました。

　【プログラム詳細】

　�T.新事業展開・ベンチャー設立のためのマーケティングとは

　�U.成功するためのマーケティング �@　：どこに行くか，その優先順位は（演習−１）

　�V.成功するためのマーケティング �A　：何を話すか，何を引き出すか（演習−２）

　�W.成功するためのマーケティング �B　：見えないマーケットの予測（演習−３）

　�X.リスクマネジメント　：商品開発のテーマ探索とリスクヘッジをいかに考えるか

　�Y.まとめ：開発・事業化プロジェクト，ベンチャー企業を如何にマネジメントするか

 第９回 産学連携研究会−２

　■日時：

令和５年１１月１４日（火）15:00〜17:00

　■場所：

長崎大学 研究開発推進機構 2階研修室

　■内容：

産学連携研究会−２のHPをご覧ください

 長崎大学の訪問調査

　■日時：

令和５年１１月１４日（火）13:30〜15:00

　■場所：

長崎大学 研究開発推進機構 2階研修室

　■内容：

産学連携研究会−２のHPをご覧ください

 令和５年度しまね地域MOTセミナー
 新商品の開発や新事業の展開で悩んでいる方へ
 「見えない市場」と「足りない技術」を克服する新商品・新事業開発の実践手法

　■日時：

令和５年１０月２６日（木）13:00〜17:00

　■場所：

テクノアークしまね　中会議室

　■講師：

出 川 通　氏
　株式会社テクノ･インテグレーション 代表取締役
　島根大学 地域未来協創本部 産学連携アドバイザー

　■司会：

北村 寿宏　島根大学 地域未来協創本部 教授

　■内容：

　ＭＯＴセミナーは，島根県内の関連機関と連携し１８年前から「しまね地域ＭＯＴセミナー」として開催してきました。

　今回のセミナーは，デジタル技術を理解した上で，新しい商品の開発や新しい事業を進めイノベーションをおこしていく上で必要な，�@足りない技術をマネジメントする，�A見えない市場のつかみ方，�Bプロジェクトマネジメントの必要性，�Cデジタルの影響，�Dオープンイノベーションについて，講義とミニ演習で実施し，企業や大学関係者，自治体職員など５名の参加がありました。

　【プログラム詳細】

　・はじめに（新商品開発（実践MOT））と
　　プロジェクトマネジメント

　・足りない技術をマネジメントする
　　（演習１）

　・見えない市場のつかみ方：新しい顧客価値とは（演習２）

　・デジタル時代（初期市場と中小企業のチャンス）

　・オープン・イノベーションの必要性と具体化(演習３）

　・まとめ

　次回は，MOTのマーケティングを中心に，令和5年11月29日，30日の2日間の日程で行う予定です。

 弘前大学の訪問調査

　■日時：

令和５年９月２０日（水）10:00〜12:00

　■場所：

弘前大学 創立60周年記念会館 コラボ弘大５F学術研究支援室

　■内容：

産学連携研究会−２のHPをご覧ください

 第８回 産学連携研究会−２

　■日時：

令和５年９月２０日（水）10:00〜12:00

　■場所：

ホテル東横INN弘前駅前 会議室（弘前市）

　■内容：

産学連携研究会−２のHPをご覧ください

 第７回 産学連携研究会−２

　■日時：

令和５年７月１1日（火）15:00〜16:00

　■場所：

オンライン開催

　■内容：

産学連携研究会−２のHPをご覧ください

 第34回 国立大学法人共同研究センター等教員会議

　■日時：

令和５年９月７日（木）13:00〜17:00，８日（金）9:00〜12：00

　■場所：

ホテルグランボア和歌山６階会議室

　■内容：

　全国の国立大学に設置されている産学連携を担当している組織の教員が約60名が集まり，「第34回 国立大学法人共同研究センター等教員会議」が，和歌山大学の当番により開催され，当部門から北村寿宏 教授が出席しました。

　一日目は先ず全体会議の場において，文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課長 池田一郎 氏より「文部科学賞の最新政策動向について」と題する基調講演が行われ，産学連携や大学発ベンチャー等に関連する各種施策が紹介されました。

　続いて二つの特別公演が行われ，経済産業省 産業技術環境局 大学連携推進室長 川上悟史 氏が「経済産業省の最新の政策動向について」と題して，内閣府 知的財産戦略推進事務局 参事官補佐 永井立紀 氏が「大学知財ガバナンスガイドラインについて」と題してお話しされました。

　次に以下の３つの分科会が行われました。

　　・分科会１：産学連携の支援人材確保の取組

　　・分科会２：大学発スタートアップの創出・支援に向けた取組

　　・分科会３：知財の活用に向けた取組

　北村教授が出席した分科会１では，産学連携を担うコーディネータやURAなどの人材をどのように確保するか，また，育成しているかなど，支援人材に関する意見交換がなされました。

　地方の小さな大学では，どこも人材の確保に苦労しており，ポスドクや企業OB等を狙って確保していることが分かりました。

　給与や雇用期間などの待遇が悪いことが共通問題として挙がりました。

　二日目は，分科会で継続して議論を交わした後，全体会議で各分科会でのまとめ紹介し，更に議論し，情報を共有しました。

　次回（来年）は，名古屋工業大学の当番で2024年9月頃に行われる予定です。

 産学連携学会 第２１回大会

　■日時：

令和５年６月１２日（月）

　■場所：

高知会館

　■内容：

　産学連携学会 第２１回大会が，６月１２日，１３日に高知市の高知会館で開催され，当部門の北村寿宏教授と服部大輔准教授が参加しました。

　特別講演やシンポジウム，約１００件の一般講演が行われるとともに，参加者の交流を深める意見交換会が４年ぶりに開催されました。

　北村教授は，「地方大学における産学共同研究の実情解明の実証論的研究-22」と題して発表し，山口大学の2014〜2018年度の5年間の共同研究の契約情報を基に，相手先の地理的分布や研究費受入額の動向などについて分析した結果を報告しました。

　また,「人材育成２」のセッションの座長として3件の発表の司会進行と，学会設立の２０周年を記念するオーガナイズドセッションのコメンテーターを務めました。

　さらに，組織体組織の連携，産学連携，オープンイノベーションなどに関する情報収集を行い，多くの実務家と意見交換を行いました。

　産学連携学会第21回大会の詳しい内容は，こちらをご覧ください。

発表した内容の予稿集はこちらをご覧ください。

 令和５年度第１回関西・中四国地方産学連携研究会

　■日時：

令和５年５月２２日（月） 14:00〜17:00

　■場所：

岡山大学 津島キャンパス 本部棟６階第１会議室

　■内容：

　関西，中国，四国地方の産学連携部門の専任教員が集まり，最近の産学連携の活動や状況，問題点などの意見交換を行いました。

　今回は，先日，採択結果が発表された「地域中核・特色ある研究大学の連携による 産学官連携・共同研究の施設整備事業」の状況，スタートアップエコシステムについて，大学発ベンチャーの状況や課題について，学生が産学連携や地域連携に積極的に関わる仕組みについてなどをテーマに意見交換しました。

　また，産学連携学会関西・中四国支部が主催（各大学が共催や後援を行う予定）する第15究・事例発表会の企画について意見交換しました。この発表会は，令和5年11月下旬から12月中旬に開催する予定で，開催地は鳥取市または松江市を検討することになりました。

　研究会終了後は，場所を代えて情報交換を行い，親睦を深めました。