中国地域産学官コラボレーション会議と中国地域産業クラスターフォーラムの主催で，産学官連携をキーワードとした講演会・事例発表・交流会など，中国地域におけるイノベーションの創出に向けて議論を深めるシンポジウム「地域イノベーション創出2010 in ひろしま〜「ど真ん中」中国地域を元気発信地へ〜」が開催され，山本廣基 学長，柴田均 副学長，総合理工学部 藤田恭久 教授，大庭卓也 センター長 ，北村寿宏 教授，学術国際部研究協力課 宍戸好隆 課長が参加しました。

　基調講演として「地域のイノベーションハブを目指して」と題し，産業技術総合研究所理事長 野間口 有 氏が，また特別講演として，「広島県の新たな経済成長への挑戦！」と題し，広島県知事 湯�ｱ英彦 氏が講演をされました。

　中国地域の国立大学法人５大学学長によるパネルディスカッションでは，山本廣基 学長がパネラーとなり，大学連携について議論されました。産学官連携分野の連携だけでなく，将来を見据え大学院の連携なども必要であるとの意見が出されました。

左から３人目：山本廣基 学長

　中国地域産学官連携功労者表彰の表彰式では，藤田恭久 教授 のグループが，島根大学，古河機械金属（株），日本パイオニクス(株)，ＪＳＴイノベーションプラザ広島が連携して実用化した事例「酸化亜鉛系薄膜成長用MOCVD装置の開発」で，共同研究・技術移転功労賞を受賞し，表彰されました。

　詳細はプロジェクト研究推進機構ＨＰをご覧ください。

　<右写真の左から>
　　・島根県産業技術センター研究員　西本尚己　氏
　　・日本パイオニクス（株）取締役ガス装置営業本部長
　　　　高松勇吉　氏
　　・総合理工学部 藤田恭久 教授
　　・山本廣基 学長
　　・古河機械金属（株）開発企画部技術主査　柴原資典　氏

　このプロジェクトで開発された商品については，瀬戸内・山陰の知的品ガイドブックをご覧ください。

　なお，平成１７年には北村寿宏  教授が，平成１８年には医学部 花田英輔 准教授が，平成２０年には生物資源科学部 佐藤利夫 教授が受賞しています。

　これまでの受賞事例については下記をご覧ください。