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平成29年度の活動について

開催事業,参加イベント等を紹介しています。

各種研究会活動についてはこちらをご覧ください。



掲載日

概要



【2018/03/12】

 北見工業大学と金融機関との連携強化に向けたシンポジウム
 「オホーツク地域における金融機関と大学機関との連携の可能性」

 ■日時:

平成30年3月8日(木)14:00〜19:30

 ■場所:

北見工業大学 第1総合研究棟2階 多目的講義室

 ■主催:

北見工業大学

 ■共催:

産学連携学会 学金連携システム研究会

 ■内容:

講演

パネルディスカッション

 「オホーツク地域における金融機関と大学機関との連携の可能性」と題して,北見工業大学と金融機関との連携強化に向けたシンポジウムが開催され,当センターから北村寿宏教授が参加しました。

 このシンポジウムは,産学連携学会 学金連携システム研究会第18回研究会としての開催も兼ねています。

 先ず,「金融機関の気づきと行動力が地域を変える」と題して川名優孝 氏(東京海洋大学准教授)が,「金融機関との連携による中小企業支援」と題して伊藤慎一 氏(秋田大学准教授)が,「北海道における学金連携の事例紹介」と題して吉岡孝則 氏(北洋銀行 地域産業支援部 副部長)が講演をされました。

 これらの講演では,地域産業の活性化のためには,大学や金融機関が連携し産学連携を進める産学官金連携の必要性が述べられると共に,各地域の連携の取り組み事例が紹介されました。

 また,引き続いて,内島典子氏(北見工業大学准教授)がコーディネーターとなり,講師3名がパネラーとなってパネルディスカッションが行われ,学金連携の必要性や意義,危惧するところや課題などについて議論が交わされました。

 夕方は,懇親会に参加し,学金連携や産学連携などについて,参加者と意見交換を行いました。

 本学では,学金連携がなかなか進んでいませんが,これらの事例を参考に,今後,進めることができればと感じました。



【2018/03/05】

 産学連携学会 地域社会実装研究会 第1回定例研究会

 ■日時:

平成30年2月27日(火)13:00〜17:30

 ■場所:

高知県産学官民連携センター及び高知大学地域連携推進センター

 ■内容:

高知県産学官民連携センター(ココプラ)

高知大学地域連携推進センター

 産学連携学会地域社会実装研究会の主催で,「先進事例に学ぶ産学官連携の可能性」と題して第1回定例研究会が高知市で開催され,北村寿宏 教授が参加しました。

 「地域社会実装研究会」は,人文・社会科学領域が寄与可能な産学連携を推進し,地域におけるイノベーション・エコシステムの創出に貢献することを目的に平成29年7月に設立されました。

 今回は,「土佐まるごとアカデミー」など積極的に産学官・地域連携を展開する高知県産学官民連携センターと,高知大学地域連携推進センターを視察し,理系だけでなく,人文・社会科学領域も含めた今後の産学官連携のあり方について,意見交換を行いました。

 先ず,高知県産学官民連携センター(ココプラ)の視察と,高知県産業振興計画の取り組み紹介が行われました。

 この中で,高知県が支出して,地域企業の人材育成を積極的に進め,産業振興に結びつけようという「土佐まるごとビジネスアカデミー(土佐MBA)」の実績が上がっていることが報告されました。

 次に,高知工科大学,高知県立大学,高知工業高等専門学校による産学官連携活動の紹介がありました。

 高知県立大学の宇都宮先生が「大学生が選書した本を地域の人に勧めるプロジェクト」と題して,高知工科大学の永野先生が「森林資源を活用する木質バイオマス発電所・燃料製造工場―枯れない油田プロジェクトの社会実装―」と題して,高知工業高等専門学校の宮田先生が「高知高専の産学官連携活動の取り組み」と題して,発表されました。

 その後,場所を高知大学地域連携推進センターに移動して,高知大学での地域連携と産学官連携の取り組み紹介が行われました。

 高知県では,県が主導して,大学や高専,企業や市町村の自治体が積極的に関わって,地域連携や産学連携が活発に行われていることがよく理解できました。

 夕方は,懇親会に参加し,地域活性化や産学連携との関わりなどについて,参加者と意見交換を行いました。



【2018/01/22】

 平成29年度しまね地域MOTセミナー
 「未来の顧客価値を創出するためのロードマップ作成の基礎と実践的活用法」

 ■日時:

平成30年1月18日(木)10:30〜17:30

 ■場所:

安来商工会議所 会議室

 ■内容:

講演会

 産学連携センターでは,島根県内の関連機関と連携し11年前から「しまね地域MOTセミナー」を開催していますが,今回,初めてロードマップをテーマに行いました。対象を特殊鋼関連の企業に限定し,受講者は関係者を含め12名でした。

 ロードマップは,不確実・不連続のイノベーション時代において,新しい顧客価値を創り事業を成功させるためにビジョンを明確にし,未来のシナリオ仮説を作って関係者間で共有するためのツールであり,道標にもなるもので,多様化が進む現代において事業展開を進めていくためには不可欠なツールです。

 当日は,講師の出川 通 氏(株式会社テクノ・インテグレーション 代表取締役,島根大学 産学連携センター 客員教授)から,「未来の顧客価値を創出するためのロードマップ作成の基礎と実践的活用法」についての講義がなされました。

 具体的には,ロードマップはなぜ必要か,ロードマップ策定と事業構想プロセスについて,事業戦略とロードマップの融合と統合化について,ロードマップの事例と活用紹介,ロードマップの検証とMOTマーケティングについて解説されました。

 講義の途中,受講者自身でロードマップを作成する演習を行いました。不明な点を浮き彫りにし,質疑応答を通して,理解を深めていただきました。



【2017/12/20】

 第4回地域活性学会中国四国支部会合

 ■日時:

平成29年12月9日(土)13:30〜18:00

 ■場所:

岡山大学農学部3号館4階

 ■内容:

講演会

研究会

 地域活性学会の中国四国支部主催で,フードバンクをテーマにした講演会,および,研究会が開催され,岡山大学などの学生も含め約100名が参加しました。当センターからは北村寿宏教授が参加しました。

 講演会は,「地域活性化を目指したフードバンクの役割と課題」をテーマに,3つの講演と総合討論が開かれました。

 講演は,次の3つが行われました。

 @「フードバンク岡山の取り組みと地域活性化 / NPO法人フードバンク岡山 石坂 薫 氏」では,フードバンクそのものの背景や紹介,岡山でのフードバンクの取り組みについて紹介されました。

 A「フードバンクから関わることから見えてきた農村活性化の課題/ JA岡山経営管理委員 藤原 忍 氏」では,農産物直売所を通じた濃化とフードバンクとの関わりやその課題について紹介されました。

 B「生活協同組合のフードバンクへの関わりと地域社会づくり / 生活協同組合おかやまコープ組織本部長 上甲啓一 氏」では,生協おかやまにおけるフードバンクとの連携について紹介されました。

 研究会では,次の4の発表がありました。

 @「地域ブランドのつくりかたとその評価方法 / 藤谷則夫 氏(広島経済大学)」
 A「地域文化を活用した知的障害者と地域住民の交流拠点の形成に関する研究 / 藤本 優 氏(日本社会事業大学大学院生)」
 B「香川ビジネス&パブリックコンペと起業家の育成 / 佐藤勝典 氏(香川大学)」
 C「平成の未合併自治体における地方創生戦略 / 島川隼輔 氏(岡山大学大学院学生)」

 夕方は懇親会に参加し,地域活性化や産学連携との関わりなどについて,参加者と意見交換を行いました。



【2017/12/19】

 産学連携学会 関西・中四国支部 第9回研究・事例発表会

 ■日時:

平成29年11月29日(水)13:30〜17:00,30日(木)9:30〜11:40

 ■場所:

徳島大学産学官連携プラザ 日亜ホール

 ■内容:

北村寿宏 教授

 産学連携学会 関西・中四国支部 研究・事例発表会は,地域が共有する課題を解決し,産学連携の促進に向けて産学連携の事例や研究成果について情報交換を行い,かつ,地域内の会員の交流を深めるために,当該エリアの方々が気軽に産学連携の事例の紹介や様々な研究の発表ができるように企画されたものです。

 第9回となる今回は,徳島大学で開催され,当センターから北村寿宏 教授と小金民造 客員教授が参加しました。北村教授は,後援機関として,発表会,情報交換会の準備,運営に全面的に協力しました。

 今回の発表会では,18件の事例や研究紹介が行われました。

 参加者は33名で,支部エリア内だけでなく,北海道や富山からの参加もあり,関心の深さが伺われました。

 各発表での質疑は非常に活発で,参加者の情報交換や交流が促進されました。

 発表は,産学連携の事例や各種関連データの分析など幅広い内容で,地域との連携や学生教育などの発表も増えてきており,産学連携の広がりを感じることができました。またそれらの内容も非常に興味深いものが多く,今後の産学連携活動の参考になりました。

 1日目の発表会の後には情報交換会があり,発表会では足らなかった議論の続きが行われました。

 発表会の詳細はこちらをご覧ください。



【2017/12/12】

 平成29年度しまね地域MOTセミナー「MOTマーケティングセミナー」

 ■日時:

平成29年11月17日(金)9:30〜16:00

 ■場所:

浜田合同庁舎 5階 中会議室

 ■主催:

島根大学産学連携センター,島根県,公益財団法人しまね産業振興財団

 ■共催:

島根県立大学,浜田市

 ■内容:

出川 氏による講義

学生による事例紹介

 当センターでは,島根県内の関連機関と連携し11年前から「しまね地域MOTセミナー」を開催しています。

 今回は,浜田合同庁舎で,新規事業の創出にかかわるマーケティングについて,基本的な考え方や成功するための実践的な方法論など,講義,事例,演習を通して学べる「MOTマーケティングセミナー」を開催しました。

 当日は,島根県西部を中心に,島根県立大学の学生を含め,16名の受講がありました。

 先ず,(株)テクノ・インテグレーション の出川 通 代表取締役(産学連携センター 客員教授)から「見えないマーケットニーズを明確にし,新事業につなげる手法」についての講義がなされました。

 続いて,島根県立大学の田中ゼミの学生から,浜田市の企業と取り組んでいる水産加工品の開発についての事例紹介がありました。

 その後,受講者がグループに分かれて,@顧客の想定,A顧客のベネフィットに関するグループ討議を行い,理解を深められるように進めました。グループ討議では,参加者間の交流が活発に行われました。



【2017/11/30】

 メッセナゴヤ2017

 ■日時:

平成29年11月8日(水)〜11日(土)
  8日-9日10:00〜17:00,10日10:00〜18:00,
  11日10:00〜16:00

 ■場所:

ポートメッセなごや

 ■内容:

 平成29年11月8日(水)〜11日(土)に,ポートメッセなごやで,「メッセナゴヤ2017」が開催されました。

 メッセナゴヤは,平成18年にスタートし,業種・業態の枠を越えて出展者が持ちよる製品やサービスを国内外に広く情報発信し,販路拡大や人脈形成を図る「異業種交流の祭典」です。

 今回,44都道府県から約1400の企業や機関が,それぞれ最新の研究開発成果や新製品,新技術を紹介する中,島根大学も,キグチテクニクス,SUSANOO,島根県と連携し「しまね金属材料産学官連携グループ」として初めて出展・展示を行い本学は当センターの大庭卓也センター長と北村寿宏 教授が島根大学の産学連携や共同研究講座の紹介を,キグチテクニクス,SUSANOO,島根県は,特殊鋼関連での技術開発や販路拡大に向けた取組事例を紹介しました。



【2017/11/29】

 第7回おおた研究・開発フェア

 ■日時:

平成29年10月26日(木),27日(金)10:00〜17:00

 ■場所:

大田区産業プラザ(Pio)1F大展示ホール

 ■内容:

 平成29年10月26日(木)〜27日(金)に,モノづくりのまち「大田区」において,学術分野と産業界の技術シーズとニーズの交流の場となる展示会「第7回おおた研究・開発フェア」が開催されました。91の企業や大学,機関(企業等44社,大学・高専・研究機関41団体,その他6団体)が展示出展を行い,それぞれ最新の研究開発成果や新製品,新技術が紹介されました。多くの来場があり,賑やかでした。

 島根大学からは,総合理工学研究科の李 樹庭 准教授が出展し,「特殊な歯車装置と軸受けの解析技術」について,出展展示とプレゼンテーションにより研究成果の紹介を行いました。(李研究室のHP

 李先生は,歯車の解析や設計を専門としており,当日は,産業ロボット関節用精密減速機の設計・性能解析技術,航空・宇宙開発用薄肉歯車と波動歯車装置の設計・性能(強度・振動・騒音)解析技術,転がり軸受け接触問題の有限要素法解析偽重油などについて紹介しました。ものづくり企業の方など多数の来訪者があり,研究成果をPRできました。

 産学連携センターからは,北村寿宏 教授が参加し,李准教授の展示をサポートすると共に,企業ニーズや各大学の産学連携活動などの情報収集を行いました。



【2017/11/29】

 第29回国立大学法人共同研究センター長等会議

 ■日時:

平成29年9月28日(木)14:00〜20:00,29日(金)9:00〜12:00

 ■場所:

秋田ビューホテル

 ■内容:

全体会議

全体セッション

 平成29年9月28(木),29日(金)に秋田ビューホテルで開催された第29回国立大学法人共同研究センター長等会議に大庭卓也 センター長と北村寿宏 教授が出席しました。

 この会議には,全国の国立大学法人に設置されている共同研究センター等のセンター長,専任教員,担当事務など約150名が出席しました。

 1日目には,文部科学省の村瀬剛太氏(文部科学省科学 技術・学術政策局 産業連携・地域支援課 大学技術移転推進室長)による,「文部科学省における産学連携の取組について」と題する基調講演があり,本格的な産学連携によるオープンイノベーションの促進や概算要求項目などの紹介がなされました。

 基調講演に続き,今回の全体テーマである「オープンイノベーション時代の産学連携活動の拡大・深化」について情報交換,議論がなされました。

 まず,東北大学の矢島敬雅 理事(産学連携担当)から,「オープンイノベーション時代における産学連携の組織力強化−東北大学の産学連携強化に向けた取り組み−」をテーマにキーノートスピーチがあり,東北大学におけるオープンイノベーション促進の取組が紹介されました。

 次に,山口大学から「山口大学における知的財産教育を活用した人材育成の取組」をテーマに,京都大学から「指定国立大学法人構想における産学官連携の「京大モデル」をテーマに取組事例紹介がありました。

 最後の全体セッション1「自助自立が可能な産学連携組織を形成するための重要な視点とは」では,先進事例として,北海道大学,筑波大学,新潟大学,宇都宮大学,三重大学,電気通信大学から各大学の取り組みが紹介され,大型研究費の獲得や,直接=間接経費の問題などについて,意見を交換をしました。

 2日目は,まず地元企業から,株式会社秋田今野商店の今野 宏 代表取締役社長による「産学連携が生み出すビジネスチャンス」と題する講演があり,麹菌をベースにした研究開発,事業展開,産学連携について紹介されました。

 続いての,全体セッション2 「変容する社会が産学連携組織へ期待する機能とは」では,熊本大学,鹿児島大学,富山大学,岡山大学,広島大学,帯広畜産大学の6大学をパネラーとしてパネルディスカッションが行われ,産学連携に関する体制や人材確保などの取り組みが紹介され,議論が交わされました。

  来年は,信州大学の担当で開催される予定です。



【2017/11/29】

 第30回 国立大学共同研究センター等教員会議

 ■日時:

平成29年9月21日(木)13:20〜17:30,22日(金)9:30〜12:00

 ■場所:

穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース,研修室(大)(小)

 ■内容:

基調講演

分科会

 全国の国立大学に設置されている産学連携を担当している組織の教員が集まり,情報交換や意見交換を行う「国立大学法人共同研究センター等教員会議」に当センターから中村守彦 教授と北村寿宏 教授が参加しました。

 第30回となる今回は,豊橋技術科学大学の当番により開催され,全国から共同研究センター等の教員約50名が集まり,様々な意見交換や議論を行いました。

 1日目の全体会議では,文部科学省の村瀬剛太 氏(産業連携・地域支援課 大学技術移転推進室長)による「本格的な産学連携による共同研究拡大に向けた取組について」と題する基調講演が行われ,オープンイノベーションの駆動に向けた大学の役割や施策,平成30年度の概算要求の概要について,その概要が紹介されました。

 また今回は,「財源多様化および本格的な産学連携に向けた体制づくり」と題して以下の3つの分科会が行われました。

  分科会1「研究力の強化につながる産学連携の推進」

  分科会2「外部資金の獲得に向けた取り組み」

  分科会3「地域産学連携の取組と産学連携人材の確保」

  北村教授は,分科会2に参加し,共同研究の大型化や産学連携の運営・管理における事例や実務上の課題について議論しました。金沢大学からは創薬分野のオープンイノベーションの取組を,広島大学からは産学官連携の取組や,人事交流,人材雇用の確保などについて,本学からは共同研究講座の設置の取組とその問題点について事例を紹介しました。その後,各大学との意見を交換しました。

  二日目は,分科会で継続して議論しました。その後,全体会議で,各分科会でのまとめを紹介して議論し,情報を共有しました。

  次回(来年)は,電気通信大学の当番で行われる予定です。



【2017/11/28】

 東日本リエゾンカンファレンス2017 in 弘前

 ■日時:

平成29年9月14日(木)16:00〜19:20,15日(金)9:30〜12:20

 ■場所:

土手町コミュニケーションプラザ,国立大学法人弘前大学 コラボ弘大8階 八甲田ホール

 ■内容:

 産学連携や地域活性化の活動に関する共通の課題やテーマ等について,研究及び事例報告を行う「東日本リエゾンカンファレンス2017in弘前」が9月14日,15日に弘前市で開催され,北村教授が参加しました。このカンファレンスは4回目となり,今回は「地方における産学官金連携」をメインテーマに開催されました。

 1日目は,3件の講演があり,その後,情報交換会が開かれました.地元を中心に関東,東北,北海道の方の参加もあり,約100名が参加しました。

 講演は,次の3つが行われました。

 @「困ったときの解決策 私の経験から ためらいをすてて・・」と題して,株式会社津軽バイオマスエナジーの奈良 進 代表取締役が,バイオマス発電事業を進める上で,問題が出たときには弘前大学に相談に行き,様々な問題を一緒に解決してきた事例を紹介されました。

 A「弘前大学から始まったプロテオグリカン産業化の奇跡と展望」と題して,地域イノベーション戦略支援プログラムの阿部 馨 プロジェクトディレクターが,弘前大学の研究シーズから始まったプロテオグルカンの産業化について,成功事例として紹介された。

 B「地域イノベーションシステムとしての学金連携プラットフォームの試み」と題して,山形大学 学術研究院(大学院理工学研究科主担当)の小野浩幸 教授が,大学と地域の金融機関が連携して地域産業の活性化を進めている事例を紹介されました。

 2日目は産学連携の活動や取り組みに関する「研究・事例発表」が行われ,約40名が参加しました。東北や北関東,北海道などでの取り組み事例8件が報告され,内容は,PBL,雇用促進,地域活動,クラウドファンディングなど多岐にわたり,各地で様々な取り組みが行われていることがわかりました。本学での活動や取り組みの参考にしていきたいと思います。



【2017/11/27】

 イノベーション・ジャパン2017−大学見本市

 ■日時:

平成29年8月31日(木)13:00〜16:00

 ■場所:

東京ビッグサイトレセプションホールA

 ■内容:

医学部 今出助教の展示

地域医学共同研究部門 中村教授の展示

 平成29年8月31日(木)〜9月1日(金)に,大学と産業界が持つ技術シーズとニーズの発見・出会いを目的とした国内最大級のマッチングイベントである「イノベーション・ジャパン2017−大学見本市」が,東京ビックサイトで開催されました。

 今年は,情報通信,ライフサイエンス,医療,装置・デバイス,ナノテクノロジー,環境保全・浄化,低炭素・エネルギー,マテリアル・リサイクル,シニアライフ(高齢社会),防災の計10分野から500件を超える大学などの研究最先端シーズが展示説明され,各大学の研究シーズや産学連携への取り組みの一端を感じることができました。

 島根大学からは,医学部の今出助教の研究グループが「多面的医工連携(精密工学&生産工学)による「Total Win」な骨折治療」について,また,当センター地域医学共同研究部門の中村守彦 教授が「病院ヒヤリハットの横綱・点滴事故の予知防止サポーター」について出展し,産学連携での実用化成果を紹介しました。企業の方を中心に多くの関係者の方に興味を持っていただけ,PRできました。

 当センターからは,北村寿宏教授,小金民造客員教授も参加しました。

 詳しい内容はこちらをご覧ください



【2017/11/27】

 文部科学省シンポジウム「オープンイノベーション共創シンポジウム」

 ■日時:

平成29年8月31日(木)13:00〜16:00

 ■場所:

東京ビッグサイトレセプションホールA

 ■内容:

 文部科学省による「オープンイノベーション共創シンポジウム」が「本格的産学連携による世界に打ち勝つ革新的イノベーション創出に向けて」をテーマに開催され,当センターから北村寿宏 教授が参加しました。

 このシンポジウムでは,名古屋大学からオープンイノベーションを進めるための大学の取り組みの紹介が,また,文部科学省から政策報告がありました。

 その後,パネルディスカッションとして,各界から招かれた有識者がパネリストとなり,ノベーションの創出に欠かせない大学・研究開発法人の意義・役割を振り返るとともに,「本格的産学連携の実践に向け,特色ある組織対組織の連携を図るための好事例や取組方策の紹介を交えながら,次代の我が国の革新的技術開発を支えることとなるオープンイノベーションの在り方などについて議論が行われました。

 今後,オープンイノベーションが必要になるのは間違いがなく,本学についても,オープンイノベーションの創出に向けての検討を行い,仕組みなどの整備が必要であると感じました。

 詳しい内容はこちらをご覧ください



【2017/08/09】

 中国地域産学官コレボレーションシンポジウム「地域イノベーション創出inしまね」

 ■日時:

平成29年7月21日(水)

 ■場所:

くにびきメッセ

 ■内容:

 中国地域産学官コラボレーション会議では,毎年地域におけるイノベーション創出の気運を高めるためのシンポジウムを開催しています。今年度は松江市で開催され,北村寿宏 教授,松下幸之助 教授,服部大輔 准教授が参加しました。

 当日は,医学部生命科学講座の松崎有未 教授が「超高純度人間葉系幹細胞RECを用いた臨床・創薬の展望」と題して,幹細胞を用いた再生医療に関わる大学発ベンチャーPuREC(株)について,生物資源科学部附属生物資源教育研究センター農業生産科学部門の松本真悟 教授が,「中海から回収される海藻の有機質肥料としての利用価値」と題して,中海から取れる海藻を用いた肥料を販売する大学発ベンチャー(株)なかうみ海藻のめぐみについて紹介しまいた。



【2017/07/21】

 平成29年度中国・四国地区国立大学法人地域共同研究センター等センター長会議

 ■日時:

平成29年7月7日(金)

 ■場所:

愛媛大学校友会館2階サロン

 ■内容:

 平成29年7月7日(金)に,愛媛大学の当番により,愛媛大学校友会館で「平成29年度中国・四国地区国立大学法人地域共同研究センター等センター長会議」が開催され,本学からは,北村寿宏 教授が出席しました。

 会議には,中国・四国地区の国立大学法人で産学連携を推進しているセンターや機構の,センター長や教員,担当事務スタッフなど約35名が出席しました。

 愛媛大学の仁科弘重理事(社会連携・渉外担当副学長)による開会挨拶の後,文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課 大学技術移転推進室長補佐の佐々木義尚 氏が「オープンイノベーション時代の本格的な産学連携に向けて」と題して講演され,国立大学を取り巻く財政状況や産学連携に関する実状,現在進めている文部科学省における取り組みを紹介されました。

 続いて,経済産業省 四国経済産業局 地域経済部長の金谷明倫 氏が「四国地域の経済概要と産学官連携の取組」と題して講演され,四国地方の経済動向や産学連携の促進の取り組みなどを紹介されました。

 その後,「地方創生としての新産業創出における大学の取り組みについて」をテーマに各大学から,新産業創出や地域産学連携を推進する取り組み,地域ネットワークの構築についての取り組み状況について紹介し,意見交換をしました。

 来年は,広島大学が当番校として開催される予定です。



【2017/07/12】

 島根大学・松江高専「学生による研究発表会&産学交流会」

 ■日時:

平成29年7月5日(水)

 ■場所:

島根大学総合理工学部3号館

 ■主催:

島根大学(産学連携センター,地域未来戦略センター,総合理工学研究科附属産学官教育推進センター,生物資源科学部地域連携室),松江工業高等専門学校 地域共同テクノセンター 

 ■内容:

 島根大学では,企業の皆さんに,学生が日頃行っている研究を紹介し,参加者間で意見交換ができるように「学生による研究発表会&産学交流会」を開催しています。

 今年は7月5日(水)に開催し,本学の学生13名と松江高専の学生2名が,日頃行っている研究について3分間のショートプレゼンテーションとポスターセッションを行いました。

 最後に,学外からの参加者に,総合理工学部と生物資源科学部のそれぞれのコースに分かれて,研究室(実験室)見学をしていただきました。

 詳しい内容はこちらをご覧ください。



【2017/06/26】

 「産学連携学会第15回大会」

 ■日時:

平成29年6月15日(木)〜16日(金)

 ■場所:

栃木県総合文化センター(栃木県宇都宮市)

 ■主催:

特定非営利活動法人産学連携学会

 ■内容:

 産学連携学会の定期大会である第15回大会が開催され,北村寿宏 教授,中村守彦 教授,松下幸之助教授,服部大輔 准教授,小金民造 客員教授が参加しました。

 特別講演やシンポジウム,約150件の研究成果の一般講演やポスターセッションが行われ,400名を超える参加者があり盛況でした。

 北村教授は,「地方大学における産学共同研究の実状解明の実証的研究−12 宇都宮大学における2004〜2013 年度の共同研究の相手先の地理的分布の変化」,「地方大学における産学共同研究の実状解明の実証的研究−14 共同研究の相手先の地理的分布の大学間の比較」と題して,科研費で進めている国立大学における共同研究の実情調査の結果について2件の報告を行いました。また,「産学連携論3」のセッションの座長を務め,5件の発表の司会進行を行いました。

 次回は,平成30年6月に山口市で行われる予定です。

 産学連携学会第15回大会の詳しい内容はこちらをご覧ください。

 北村教授の発表内容(講演予稿集から抜粋)はこちらをご覧ください。



【2017/06/21】

 平成29年度しまね地域MOTセミナー「ヘルスケアビジネスにおける顧客価値からみた展開手法」

 ■日時:

平成29年6月13日(火)10:30〜17:30

 ■場所:

テクノアークしまね 4階 小会議室

 ■主催:

島根県,公益財団法人しまね産業振興財団,国立大学法人島根大学 産学連携センター

 ■内容:

 島根県では,健康をキーワードに,地域資源を活用し多様な分野と連携しヘルスケア分野での新事業創出に向けた取り組みを行っています。

 今回は,(株)テクノ・インテグレーションの出川 通 代表取締役(島根大学産学連携センター 客員教授)を講師に迎え,ヘルスケアビジネスでの新事業創出に焦点を当て,新事業創出のマーケティングを中心に,座学と演習を組み合わせたMOTセミナーを開催しまいた。

 演習は,自らが行おうとしている新しい事業を題材にして,自己検討と参加者間で議論を行うグループ討議を組み合わせて行いました。

 「島根発ヘルスケアビジネス先進モデル構築支援事業」に採択された企業から12名が参加し,熱心に講師の話を聞くと共に,グループ討議(演習)では各自が持ち寄った課題について活発な議論が行われ,会場が熱気に包まれるほどでした。

 自ら想定するサービスや新製品で顧客や顧客価値をどのように整理して行くかなどの演習とグループ討議を行うことで,新事業の展開におけるマーケティングについての理解を深められました。また,参加者間の交流が活発に行われ,自然に異業種交流となりました。

 今年度は,このようなセミナーを島根県の西部(H29年11月予定)と東部(H30年1月予定)とで行う予定です。



【2017/06/05】

 平成29年度第1回関西・中四国地方産学連携研究会

 ■日時:

平成29年5月30日(火)14:30〜17:00

 ■場所:

岡山大学 津島キャンパス 研究推進産学官連携機構 2階 相談室

 ■内容:

  関西,中国,四国地方の産学連携部門の専任教員が集まり,最近の産学連携の活動や状況,問題点などの意見交換を行いました。

  企業の役員兼業での利益相反の問題,技術指導を本務として行える制度としての学術指導制度,論文投稿における著作権の問題,データで見る産学連携等について議論しました。

  また,情報交換として,中四国地区センター長会議(7/7愛媛大学で開催予定)やRA協議会第3回年次大会(8/29-30徳島)などの産学連携に関連するイベント情報が紹介されました。

  また,産学連携学会関西・中四国支部が主催(各大学が共催や後援を行う予定)する第9回研究・事例発表会の企画について意見交換しました。この発表会は,平成29年11月29日(水),30日(木)に徳島大学(徳島市)で開催する予定です。

  研究会終了後は,場所を代えて情報交換を行い,親睦を深めました。

 

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