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 島根大学地域未来協創本部 産学連携部門−北村寿宏−

  (旧 島根大学産学連携センター地域共同研究部門)

 
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平成30年度の活動について

開催事業,参加イベント等を紹介しています。

各種研究会活動についてはこちらをご覧ください。



掲載日

概要



【2019/03/08】

 国立大学法人共同研究センター西日本ブロック専任教員会議

 ■日時:

平成31年3月1日(金)13:30〜17:00会議,18:30〜20:30 情報交換会

 ■場所:

和歌山大学 北4号館(産学連携イノベーションセンター) 1階 多目的研究室

 ■内容:

 全国の国立大学法人で産学連携に携わっている教員等が集まり,産学連携の課題の議論や意見交換を行う「国立大学法人共同研究センター西日本ブロック専任教員会議」が,和歌山大学で開催され,北村寿宏 教授と小金民造 客員教授が出席しました。

 今回は,西日本を中心に全国各地の産学連携担当者15名が集まりました。

 各人の自己紹介を行った後,提案された議題について議論,意見交換を行いました。

 今回は,組織対組織の産学連携の進め方,共同研究の大型化,地元企業との共同研究の促進,特許出願の促進,研究者のグルーピング,URAやコーディネータなどの人材の確保などを中心に議論がなされました。

 地元企業との連携促進に関しては,企業の情報を集め,コーディネートを想定して企業訪問を行い提案する事例や,複数の大学が連携して業界をターゲットに進める事例などが紹介されました。研究者のグルーピングでは,研究費を助成する大学の事例なども紹介され,今後の活動の参考にしていきたいと考えています。

 会議後は,情報交換会が行われ,議論の続きが活発に行われました。

 次回は,2020年に岡山大学の当番で行われる予定です。



【2019/02/15】

 しまね地域MOTセミナー【講義と演習】
「顧客価値と技術から展開する新商品・新事業開発手法」

 ■日時:

平成31年01月10日(木)10:30〜17:30

 ■場所:

テクノアークしまね

 ■内容:

 平成31年1月10日(木)に,テクノアークしまねにおいて,MOTの講義に演習を加えたセミナー「顧客価値と技術から展開する新商品・新事業開発手法」を開催しました。

 MOTセミナーは,島根県内の関連機関と連携し13年前から「しまね地域MOTセミナー」として開催してきました。

 今回は,新事業創出のマーケティングを中心に,座学に加えて演習を組み合わせたセミナーとし,環境や金属関係など7名の参加がありました。

 まず講師の出川 通 氏(株式会社テクノ・インテグレーション 代表取締役,島根大学地域未来協創本部 客員教授)から,「顧客価値と技術から展開する新商品・新事業開発手法」と題して講義がなされました。

 続いて,自らが行おうとしている新しい事業を題材にして,自己検討と,参加者間で議論を行うグループ討議が行われました

 講義と演習を通して,自ら想定するサービスや新製品で顧客や顧客価値をどのように整理して行くかなど,新事業の展開におけるマーケティングについての理解を深められました。また,参加者間の交流が活発に行われ,自然に異業種交流となりました。



【2018/12/21】

 産学連携学会 関西・中四国支部 第10回研究・事例発表会&記念講演会

 ■日時:

平成30年11月30日(金)13:00〜17:15発表会,12月1日(土)9:30〜16:40記念講演会・発表会

 ■場所:

岡山国際交流センター5階会議室(1)

 ■内容:

発表会

情報交換会

 産学連携学会 関西・中四国支部 研究・事例発表会は,地域が共有する課題を解決し,産学連携の促進に向けて産学連携の事例や研究成果について情報交換を行い,かつ,地域内の会員の交流を深めるために,当該エリアの方々が気軽に産学連携の事例の紹介や様々な研究の発表ができるように企画されたものです。

 今回は,第10回と記念となる会であることから,発表会と記念講演k会が行われました。また,産学連携が教育や地域連携など広がりを持ってきていることから,地域活性学会中国四国支部との共同開催となりました。参加者は51名で,支部エリア内だけでなく,富山や山形などからの参加もあり,関心の深さが伺われました。

 当部門からは,北村寿宏教授と小金民造客員教授が参加しました。また後援機関として北村教授は,発表会,情報交換会の準備,運営に全面的に協力しました。

 発表会では,25件の事例や研究紹介が行われるなか,北村教授は,産学連携学会関西・中四国支部の活動に継続して関わってきたことから,「これまでの関西・中四国支部の活動を振り返って」と題して発表しました。

 各発表での質疑は非常に活発で,参加者の情報交換や交流が促進されました。発表内容は,産学連携の事例や各種関連データの分析など幅広く,地域との連携や学生教育などの分野の発表も増えてきており,また,地域活性学会からの地域連携の事例発表などもあり,産学連携の広がりを感じることができました。

 記念講演会では,産学連携が理系の分野だけでなく文系の分野での連携も必要になってきている現状や,産学に加え地域との連携が求められていることから,そのような活動をされている,高知大学の受田先生,帝塚山大学の蓮花先生,高知工科大学の那須先生から講演をしていただきました。

 受田先生は,「これからの地域における産学連携」と題して,高知大学で産学連携から地域連携へと取り組まれてきた活動を紹介されました。

 蓮花先生は,「地域社会の課題とその解決への取り組み」と題して,自らが取り組まれている交通心理学の分野での取り組み事例を紹介されました。

 那須先生は,「地域社会における起業による共有価値創造」と題して,企業による地域との連携につい紹介されました。

 全体を通して,発表の内容も非常に興味深いものが多く,今後の産学連携の活動の参考にすることができました。

 1日目の発表会の後には情報交換会も,発表会では足らなかった議論の続きが行われました。

 発表会の詳細はこちらをご覧ください。



【2018/11/14】

 中国地域におけるデジタル技術活用促進にかかわる懇談会

 ■日時:

平成30年10月26日(金) 13:30〜17:20

 ■場所:

広島コンベンションホール 3階会議室

 ■内容:

 中国地域の各県・機関,大学によるデジタル技術の活用促進の取り組みに関して,各々の現状や課題等を共有し,可能な領域での共創を産み出すことで,各々の活動をさらに加速することを目的とした,「中国地域におけるデジタル技術活用促進にかかわる懇談会」が開催され,当本部から北村寿宏 教授が出席しました。

 当日は,ITやIoT技術について,大学と企業との連携の仕組みや事例,また,教育や人材育成の取り組みについての事例などに関する情報交換,意見交換が行われました。

 島根県からは,大学の研究シーズをつなぐ「技術コミュニティラボ(島根大学)」,人材育成やIoTの導入促進を目指した「IoT導入実践塾(島根県)」の紹介を行いました。

 今後,各県の取り組みについて,引き続き,情報交換を行い,可能なところから連携していくこととなりました。



【2018/11/08】

 第30回国立大学法人共同研究センター長等会議

 ■日時:

平成30年9月27日(木) 14:00〜17:00,28日(金)9:00〜11:30

 ■場所:

ホテルメルパルク長野 白鳳の間

 ■内容:

基調講演の様子

研究会の様子

 全国の国立大学に設置されている産学連携を担当している組織の長や教員などが集まり,情報交換や意見交換を行う,「国立大学法人共同研究センター長等会議」が信州大学の当番により開催され,約200名が出席するなか,当本部から秋重幸邦 本部長・理事(学術研究・地域連携担当)と北村寿宏 教授が出席しました。

 今回は,全体会議と2つの研究会で構成され,研究会ではそれぞれのテーマに沿った講演とパネルディスカッションが行われました。

 一日目の全体会議では,文部科学省 産業連携・地域支援課 大学技術移転推進室の村瀬剛太 氏が,「文部科学省における産学連携の取組について」をテーマに基調講演をされ,産学連携に関する政策目標と現状,共同研究強化のためのガイドラインなどついて,その概要を紹介されました。

 続いて,「産学連携と科学技術イノベーション力強化の未来に向けて」をテーマに研究会Aが行われ,特定非営利活動法人ミラックの西村勇哉 氏による講演では,イノベーションの創出には,テクノロジーの発展を見ながら未来社会を見通してみることや共創型人材の育成などの必要性などについて紹介されました。

 パネルディスカッションでは,九州大学,山口大学,新潟大学,高知大学,群馬大学が,それぞれの大学で行っている取り組みにを紹介すると共に,産学連携は技術的あるいは研究面での連携から,コトづくり,文化づくり,さらには,未来社会づくりへ展開していく必要性が議論されました。

 二日目には,「新たな産学−社会連携時代の人材育成」をテーマに研究会Bが行われ,立命館大学産学官連携戦略本部の野口義文氏による講演では,同大学での,産学,あるいは,社会連携を進めている体制やその仕組み,その中での人財の育成などについて紹介されました。

 パネルディスカッションでは,文部科学省,横浜国立大学,茨城大学,香川大学,九州工業大学,東北大学が,URAの認定の仕組み作りについて,あるいは,各大学での産学連携人材の育成の取り組みについて紹介すると共に,URAや産学連携担当者のスキル向上について議論されました。



【2018/09/21】

 第31回国立大学法人共同研究センター等教員会議

 ■日時:

平成30年9月6日(木)13:20〜17:20,7日(金)9:30〜12:00

 ■場所:
 

会議:電気通信大学 新C棟
情報交換会:レストラン・ハルモニア(大学会館3階)

 ■内容:

 全国の国立大学に設置されている産学連携を担当している組織の教員が集まり,情報交換や意見交換を行う「国立大学法人共同研究センター等教員会議」に当部門から北村寿宏 教授が出席しました。

 今回は電気通信大学の当番により開催され,全国から共同研究センター等の教員約55名が集まり,様々な意見交換や議論を行いました。

 一日目の全体会議では,文部科学省 産業連携・地域支援課 大学技術移転推進室の村瀬剛太 氏による,「文部科学省における産学連携の取組について」と題する基調講演があり,産学連携に関する政策目標と現状,共同研究強化のためのガイドラインなどついて,その概要を紹介されました。

 続いて,以下の3つの分科会が行われました。

  分科会1「大学における秘密情報管理等のリスクマネジメントの現状と今後の対応」

  分科会2「大学における知的財産投資に対する効果」

  分科会3「地域の自治体や産業界と連携した人材育成の取り組み」

 北村教授は,分科会1に参加しました。

 この分科会は,産学官連携の多様化に伴い対応が求められている秘密情報管理,利益相反マネジメント,安全保障輸出管理,遺伝資源の取扱,契約マネジメント等に関するリスクについて,大学における限られたリソース下でのリスクマネジメントの現状と課題,および文科省で進められている産学官連携リスクマネジメントモデル事業の検討内容を共有し,効率的なマネジメントの参考に資することを目的に行われました。

 まず,三重大学の狩野先生が生物多様性条約対応について,神戸大学の開本先生が秘密情報マネジメントについて,岡山大学の正岡先生が安全保障貿易管理の対応について,群馬大学の伊藤先生が輸出管理アウトリーチ活動について,名古屋大学の鬼頭先生が国際産学連携におけるリスク管理について,それぞれの取り組みを紹介されました。

 その後,参加者間で議論を交わしました。

 二日目は,分科会で継続して議論を行い,その後の全体会議で各分科会でのまとめを紹介して議論し,情報を共有しました。

 次回(来年)は,東北大学の当番で2019年9月5,6日に行われる予定です。



【2018/09/18】

 イノベーション・ジャパン2018−大学見本市

 ■日時:

平成30年8月30日(木)9:30〜17:30,31日(金)10:00〜17:00

 ■場所:

東京ビッグサイト 西展示棟・西1ホール

 ■内容:

医学部 今出助教のブース

地域未来協創本部 中村教授のブース

 平成30年8月30日(木)〜31日(金)に,大学と産業界が持つ技術シーズとニーズの発見・出会いを目的とした国内最大級のマッチングイベントである「イノベーション・ジャパン2018−大学見本市」が,東京ビックサイトで開催され,当部門から北村寿宏 教授が参加しました。

 今年は,大学組織展示,大学シーズ展示(超スマート社会,ナノテクノロジー.装置・デバイス,情報通信,医療,ライフサイエンス,マテリアル・リサイクル,防災,低炭素・エネルギー,環境保全・浄化,シニアライフ(高齢社会)の計11分野)から400件を超える最先端の研究シーズが展示説明され,各大学の研究シーズや産学連携への取り組みの一端を感じることができました。

 島根大学からは,医学部の今出真司 助教の研究グループと,地域未来協創本部 地域医学共同研究部門の中村守彦 教授が出展し,産学連携での実用化の成果を紹介しました。企業の方を中心に多くの方に興味を持っていただけ,PRできました。

 詳しい内容は下記をご覧ください。

小間W‐34 迅速性かつ易操作性に優れた手術中使用特化型骨部材3D形成装置(医学部 医学科 今出真司 助教)

小間L‐52 食の概念を変え食事制限の悩みを一発解決する無限レシピシステム(地域未来協創本部 地域医学共同研究部門 中村守彦 教授)



【2018/09/18】

 文部科学省シンポジウム「オープンイノベーション共創シンポジウム」

 ■日時:

平成30年8月30日(木)12:30〜15:00

 ■場所:

東京ビッグサイトレセプションホールA

 ■内容:

 「世界で最もイノベーションに適した国へ」をテーマに,オープンイノベーション共創シンポジウムが開催され,当部門から北村寿宏 教授が参加しました。

 このシンポジウムでは,内閣府 総合科学技術・イノベーション会議 上山隆大 議員による基調講演「オープンとクローズドの科学技術政策」と文部科学省からの制作報告,そしてパネルディスカッション「イノベーションシステムの最適化に向けたアクション」が行われました。

 基調講演で上山議員は,アメリカでのオープンとクローズドの科学技術政策を例に,我が国における戦略をどのようにしていくのかを問題提起されました。

 パネルディスカッションでは,各界から招かれた有識者がパネリストとなり,我が国の革新的技術開発を支えることとなるオープンイノベーションの在り方などについて議論が交わされました。

 今後,オープンイノベーションが必要になるのは間違いがなく,本学においても,オープンイノベーションの創出に向けての検討を行い,仕組みなどの整備が必要であると感じました。



【2018/07/17】

 大阪冶金会講演会

 ■日時:

平成30年7月14日(土)14:00〜15:45

 ■場所:

センテラスサロン 大阪大学吹田キャンパス内(吹田市山田丘2-1)

 ■内容:

小泉雄一郎 教授の講演

山本裕義 氏の講演

 平成30年7月14日(土)に,大阪冶金会の主催で講演会が開催され,北村寿宏 教授が参加しました。参加者は,企業関係者や大学教員など約60名でした。

 先ず,大阪大学大学院工学研究科の小泉雄一郎 教授が,「デジタルものづくり時代の材料設計とプロセス」と題して講演をされました。材料設計や材料の製造とデジタル技術の関係について述べらられると共に,特に,積層造形に関する技術や,積層造形での組織や粒径制御に関するシミュレーションの事例について紹介されました。

 次に,新日鐵住金株式会社の山本裕義 氏が,「第一原理計算によるセメンタイト及びFe-Pt,Fe-Pd,Ti-Ni形状記憶合金の構造安定性評価〜社会人ドクターを経験して学んだこと〜」と題して講演をされました。計算科学の特徴を述べられると共に,第一原理計算による各種評価の事例として,セメンタイト結晶時期異方性のエネルギー計算の例,Fe-Pt形状記憶合金におけるマルテンサイト変態のベインパスのエネルギー変化の計算例,Ti-Ni形状記憶合金における第3置換元素の優先置換サイトの計算例などを紹介されました。

   


【2018/07/09】

 平成30年度中国・四国地区国立大学法人地域共同研究センター等センター長会議

 ■日時:

平成30年7月5日(木)14:00〜19:15

 ■場所:
 

会議:広島大学法人本部5階1会議室
懇親会:広島大学学士会館1Fレストラン「La Boheme」  (東広島市鏡山一丁目3-2) 

 ■内容:

 平成30年7月5日(木)に,広島大学の当番により,法人本部の会議室で「平成30年度中・四国地区国立大学法人地域共同研究センター等センター長会議」が開催され,本学から,北村寿宏 教授と企画部 地域連携・研究協力課の松本圭介 係長が主席しました。会議には,中国・四国地区の国立大学法人で産学連携を推進しているセンターや機構の,センター長や教員,担当事務スタッフなど約35名が出席しました。

 先ず,文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課 大学技術移転推進室の佐々木 義尚 室長補佐が,「イノベーションを創出する大学改革,産学連携」と題して講演され,国立大学のイノベーションの創出や産学連携に関する実状,現在進めている施策や取り組みを中心に紹介されました。

 続いて,経済産業省大学連携推進室の大槻 衆 氏が,「産学連携の更なる発展に向けて」と題して講演され,共同研究の創出・拡大,大学ファクトブック,産学連携に関する調査報告書などについて紹介されました。

 休憩を挟んで,広島大学産学・地域連携センターの柳下 宏 センター長が「広島大学における大学改革と産学連携の実状」と題して講演され,共同研究講座や共創研究所などの仕組みや実績などについて紹介されました。

 その後,「産学官連携の拡大に向けた大学の取り組みについて」 をテーマに本会議が始まり,@「共同研究の大型化と組織対組織の産学連携の推進方策について」,A「産学官連携人材の活動評価について」,B「大学における産学官連携の現状と課題について」の3つの協議事項について,各大学の状況を報告し,意見交換をしました。

 夕方は,広島大学学士会館のレストランで,情報交換会が行われ,産学連携に関する意見交換をしました。

 来年は,高知大学が当番校として開催される予定で,再来年は,島根大学が当番校の予定です。



【2018/06/18】

 産学連携学会第16回大会(山口市)

 ■日時:

平成30年6月14日(木)〜15日(金)

 ■場所:

山口県教育会館,山口県社会福祉会館(山口県山口市)

 ■内容:

 産学連携学会の定期大会である第16回大会が開催され,地域未来協創本部からは北村寿宏 教授,中村守彦 教授,服部大輔 准教授の3名が参加しました。

 特別講演やシンポジウム,約120件の研究成果の一般講演やポスターセッションが行われ,300名を超える参加者があり盛況でした。

 北村教授は,「地方大学における産学共同研究の実状解明の実証的研究−15 大学と大学所在地県内企業との共同研究の分析」と題して,科研費で進めている国立大学における共同研究の実情調査の結果についての報告を行いました。また,「組織間連携1」のセッションの座長を務め,4件の発表の司会進行を行いました。

 次回は,平成31年6月に奈良市で行われる予定です。

 産学連携学会第16回大会の詳しい内容は,こちらをご覧ください。

  北村教授の発表内容(講演予稿集から抜粋)はこちらをご覧ください。



【2018/06/17】

 おかやまコーディネータ連絡会「コーディネート力向上セミナー」

 ■日時:

平成30年5月22日(火)15:00〜16:00

 ■場所:

岡山プラザホテル(岡山市中区浜2-3-12)

 ■内容:

 

 

 おかやまコーディネータ連絡会が主催する「コーディネート力向上セミナー」で,北村寿宏 教授が「共同研究の実績から見る産学連携の実状と産学連携コーディネータ」と題して講演しました。

 当日は,岡山県内の産学官のコーディネータや産学連携を支援するスタッフなど約50名の参加がありました。

 講演で北村教授は,共同研究の契約データを分析した結果を基に,全国的には大学と企業等との共同研究は増加していること,その中で大学と大企業の共同研究は増加していること,大学と大学が所在する県内の中小企業との連携は減少あるいは横ばいであること等がわかったことを説明しました。

 続けて,大都市圏に比べて地方では産学のコーディネートで共同研究等の成果に結びつけることが難しいこと,この原因として,大学の研究成果の技術シーズとしての完成度とそれを受け取り実用化に結びつけることができる企業の能力との間にギャップがあることが一因であることを指摘し,今後は,地域イノベーションの創出や地方創生など,産学連携の役割が重要になる中,研究から事業化までを見据えたコーディネート活動の必要性を述べました。

 その後,おかやまコーディネータ連絡会総会や交流会に参加し,参加者と産学連携やコーディネート活動等に関する情報交換を行いました。



【2018/06/15】

 平成30年度第1回関西・中四国地方産学連携研究会

 ■日時:

平成30年4月26日(木)14:30〜17:00

 ■場所:

岡山大学津島キャンパス 研究推進産学官連携機構2階ミーティング室

 ■内容:

 関西,中国,四国地方の産学連携部門の専任教員が集まり,最近の産学連携の活動や状況,問題点などの意見交換を行いました。

 共同研究,受託研究,寄附金の間接経費について情報交換し,受託研究や寄附金については,それぞれ間接経費が原則30%,5%の大学がほとんどでした。共同研究については,間接経費が0〜20%と大学により異なっており,間接経費を取っていないのは島根大学だけでした。共同研究の間接経費については,各大学とも割合を20〜30%程度にしたいとの意向があるものの,部局との調整が難しくすぐの実施は難しいとのことでした。

 産学連携関係の改組では,香川大学がこれまでの地域連携のセンターと産学連携のセンターを一本化し「産学連携統括本部」を設置しており,島根大学の「地域未来協創本部」と類似した目的,体制であることがわかりました。徳島大学では「産業院」を設置し,組織対組織の産学連携の促進に取り組むことが紹介されました。

 また,産学連携学会関西・中四国支部が主催(各大学が共催や後援を行う予定)する第10究・事例発表会の企画について意見交換しました。この発表会は,平成30年11月30日(金),12月1日(土)に岡山国際交流センター(岡山市)で開催する予定です。

 研究会終了後は,場所を代えて情報交換を行い,親睦を深めました。

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