島根大学・ごうぎん連携企画
 「ビジネスサイエンスサロン」〜食品開発の新しい可能性を探る〜

島根大学産学連携センター  


 

 平成21年7月10日(金),本学・大学会館において,「ビジネスサイエンスサロン〜食品開発の新しい可能性を探る〜」が開催されました。

 本取り組みは,昨年3月25日に島根大学と山陰合同銀行グループ3社が締結した包括連携協力協定に基づくものであり,連携事業としては,昨年度計2回の開催に続き,今回で第3回目の開催になります。

 今回は,「食品」をテーマに,本学・生物資源科学部の秋吉准教授,教育学部の麻生准教授が,食品開発に応用可能な技術について最新の研究成果を発表しました。

 秋吉准教授は,食品を細胞レベルから解析し差別化を図るためのイメージング技術について,麻生准教授は,新しい乳酸菌の機能性や乳酸菌を活用した島根県における新しい食品開発について,講演を行いました。

 秋吉准教授,麻生准教授ともに,地元には馴染みの深い「津田かぶ」を取り上げ,身近な食材から出発した食品開発技術の今後の可能性について,大変分かりやすく説明しました。

 「ごうぎん経営者クラブ」の会員企業,地元企業経営者を中心に約40人が参加し,大学や金融機関との連携による食品関連分野での産学官連携及び新ビジネスの創出について,積極的な意見交換が行われました。

 ビジネスサイエンスサロンは,今後も地元産業界のニーズを踏まえ,テーマを変えながら開催していく予定です。

【主 催】 株式会社山陰合同銀行・ごうぎん経営者クラブ
【後 援】 国立大学法人島根大学
【日 時】 平成21年7月10日(金) 15:30〜17:00(会場15:00),懇親会:17:10〜18:00
【会 場】 島根大学(松江キャンパス)
 セミナー会場:大学会館2階集会室3,4
 懇親会会場:第2食堂1階
【内 容】

   ・第一部

  「組織イメージング技術による食品開発への応用」

   島根大学 生物資源科学部 秋吉 英雄 准教授

【研究シーズはこちら(PDF)をご覧ください】

   ・第二部

  「機能性乳酸菌を利用した食品開発の最前線」

   島根大学 教育学部 麻生 祐司 准教授

【研究シーズはこちら(PDF)をご覧ください】

 ・懇親会

研究シーズはこちらからご覧いただけます


【問合せ】 島根大学産学連携センター(担当:丹生)
TEL:0852-60-2290
E-Mail:crcenter@ipc.shimane-u.ac.jp