島根大学産学連携センター
Collaboration Center,Shimane University

JST A-STEP【FS】探索タイプによる技術移転シーズ紹介集に
生物資源科学部の上野 誠准教授のシーズが掲載されました

 独立行政法人科学技術振興機構(JST)では,「研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)フィージビリティスタディ探索タイプ」の平成22年度終了課題のうち, 事後評価において高評価が得られ,かつ,企業とのマッチングを希望している課題をまとめた「技術移転シーズ紹介集」を公開されました。この紹介集のアグリバイオ分野に,生物資源科学部の上野 誠准教授のシーズが掲載されました。

 技術移転シーズ紹介集についてはJSTのページを参照ください。


 シーズタイトル
「光」を活用した食料・農産物の病害防除技術の開発


【氏名(所属・役職)】

 研究責任者:上野 誠(島根大学生物資源科学部 准教授)

 コーディネータ:丹生晃隆(島根大学産学連携センター 講師)

【H22年度採択課題名】

 HELF照明装置を利用した植物病害防除技術の検証

【技術キーワード】

 光応用,防除,環境配慮型農業

【想定される技術移転】

 本採択課題では,光照射がキュウリうどんこ病の防除に有効であることを見出した。光による防除は,キュウリうどんこ病以外の農作物病害や他の病害への効果も期待できる。

 今後,HEFLやLED等の製造・開発企業と連携して,幅広く病害防除に利用可能な照射装置の実用化を目指したい。本技術の実用化により,減農薬栽培(食の安全性向上)が可能になると共に病害防除作業の省力化による農業経営のさらなる改善が進むことが期待できる。

【お問い合わせ先】

 島根大学産学連携センター(担当コーディネータ:丹生晃隆)

 TEL:0852-60-2290 E-mail:crcenter@ipc.shimane-u.ac.jp

詳しい内容は,技術移転シーズ紹介集の掲載ページをご参照ください