島根大学産学連携センター
Collaboration Center,Shimane University


第24回国立大学法人共同研究センター長等会議


 平成24年11月1日(木),2日(金)に,東京第一ホテル米沢で開催された第24回国立大学法人共同研究センター長等会議に,大庭卓也センター長と北村寿宏教授が出席しました。
 この会議には,全国の国立大学法人に設置されている共同研究センター等のセンター長,専任教員,担当事務など約200名が出席しました。

 1日(木)には,文部科学省 科学技術・学術政策局 里美朋香 産業連携・地域支援課長による「産学官連携の戦略的展開」と題する基調講演と全体協議が,そして二つの分科会に分かれて様々な意見の交換や議論が行われました。

基調講演

全体協議

 大庭センター長が出席した「分科会A:産学連携の国際戦略」は,「グローバルな視点からの産学連携推進」と「国際競争力ある地域資源の活用」を議題に行われ,特色有る活動を行っている大学からの報告がありました。

 北村教授が出席した「分科会B:産学連携の地域戦略」は,「地域の諸団体との連携」と「新たな地域力の発掘」を議題に行われ,「地域の諸団体との連携」については,福井大学,山梨大学,三重大学,信州大学,九州工業大学がそれぞれの大学での特色ある活動を,「新たな地域力の発掘」については,東京医科歯科大学,金沢大学,高知大学がこれまでの取り組み事例を,紹介されました。
 いずれも,中心となるキーパーソンと活動を通した人材育成が大きな課題であることがよくわかりました。

 

講演

 

 2日(金)には,山形大学大場好弘 有機エレクトロニクス研究センター長による「山形大学有機エレクトロニクス構想について」と題する講演があり,米沢地域をあげて取り組み始めた,有機エレクトロニクス分野での研究や産学連携について紹介されました。
 その後,分科会の報告と山形大学有機エレクトロニクス研究センターの見学が行われました。

 来年は,鹿児島大学の担当で開催される予定です。