平成22年9月17日(金)に,東京田町のキャンパス・イノベーションセンター東京において,鳥取大学主催による「中国地域国立大学法人5大学 イチ押しビジネス交流会−鳥取・島根・岡山・広島・山口の特色ある研究シーズ紹介−」が開催されました。
「5大学連携事業」は,中国地域の5つの国立大学法人が連携して産学官連携を推進する取り組みであり,連携事業として,企業向けのシーズ発表会等が行われています。今回は,鳥取大学主催により,各大学が「イチ押し」する研究シーズの紹介が行われました。 島根大学からは,生物資源科学部の浅尾俊樹教授による「島根大学『植物工場支援・研究施設』での取り組み−低カリウムメロン・イチゴの生産と電気分解による自家中毒回避技術−」の発表が行われました。平成21年度経済産業省・先進的植物工場施設整備費補助金によって整備された「植物工場支援・研究施設(採択テーマ:完全人口光型植物工場向け栽培作目ワサビ及び栽培システムを確立するために必要な施設及び設備に整備)」の取り組みの紹介他,具体的な研究シーズとして,低カリウムメロン・イチゴの生産と,電気分解による自家中毒回避技術についての発表が行われました。植物工場事業に対する注目度は高く,終了後には個別相談も行われました。
今後,産学連携センターでは,中国地域の大学とも連携して,シーズ紹介による情報発信等,産学官連携を進めていく予定です。具体的な事業等につきましては,本ホームページにてお知らせ致します。
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