平成22年1月19日(火)に本学大学会館において,今年度第2回目となる「ビジネスサイエンスサロン」が開催されました。
今回は,「事例から学ぶ産学連携のイロハ」をテーマに,本学医学部の橋本道男准教授と有限会社旭養鶏舎による「エゴマ卵の開発と販売」の事例,生物資源科学部の佐藤利夫教授と株式会社やつかによる「植物由来ミネラルの用途開発」の事例について,講演をいただきました。
ビジネスサイエンスサロンでは,今回の開催までは,大学によるシーズ発表を中心に行っておりましたが,今回は具体的な産学連携事例について,研究者と連携企業それぞれの視点からお話をいただきました。
「ごうぎん経営者クラブ」の会員企業,地元企業経営者を中心に約40人が参加し,参加者からは,「実用化までの道のりや,連携にあたって何がポイントになるのか,大変分かりやすくお話をいただいた」,「大学側に任せるのではなく,企業と大学双方で実用化に向けて進めていく姿勢が大事であることが分かった」等の感想もいただきました。
ビジネスサイエンスサロンは,今後も地元産業界のニーズを踏まえ,テーマを変えながら開催していく予定です。
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