山陰中核地域ものづくりフェア2006

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産学連携センター

S−ナノテクプロジェクト

健康長寿プロジェクト

健康長寿プロジェクト
(骨加工グループ)
 

 平成18年12月8日(金)〜10日(日),(財)鳥取県産業振興機構等主催,島根大学等の共催で,米子コンベンションセンターにおいて,「山陰中核地域ものづくりフェア2006」を開催し,120を越える企業や団体の技術,商品が集合しました。
 島根大学産学連携センターは,本学プロジェクト研究推進機構と共にブース出展し,島根大学の研究シーズの紹介を行いました。
 開催期間中はあいにくの天気ではありましたが,多数の方が来場され,島根大学の研究シーズにも多くの注目が集まりました。このような展示会への出展をきっかけとして,地元産業界との連携がさらに進むことが期待されています。

 産学連携センターは,産学連携の大学の窓口として,産学連携の推進を行っています。
 本学の持つ研究成果や研究シーズを情報発信すると共に,科学技術相談の対応,共同研究などの企画・実施,知的財産の創出・活用の支援などの活動を行い,大学の「知」を社会で活用できるよう,また,地域社会の発展につながるよう,産学連携活動を進めています。
 今回は,様々な研究シーズの紹介や産学連携活動の紹介を行いました。

たんしょう てるたか

 丹生  晃隆 氏(産学連携センター 講師)

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 本プロジェクトは島根大学独自のナノテクを進展させるために組織されました。プロジェクト名の「S」は島根大学を表します。
 ナノテクは20世紀のハイテク浪費型の科学技術から,無駄の少ない,生活に密着した科学技術への転換を推進する役目を担っています。
 このような見地からS-ナノテクプロジェクトは「低コスト」,「簡易」,「実用性」をキーワードに,21世紀の科学技術を先導していけるようなナノテクを進展させます。同時に,プロジェクトの成果を生かして,地域の新産業創出にも積極的に関与していきます。

写真:有機高分子を用いて開発した青色発光ダイオード

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健康長寿プロジェクト-高齢化社会に対応した健康・保健・医療のユニークな産業創出を目指す-

 現在,日本では国民のほぼ2人に1人が生活習慣病・認知症の患者であるといわれており,健康を守るための対策が緊急の課題です。
 本プロジェクトでは,生活習慣病の脅威から人類を救い,島根大学中期目標に掲げた「健やかな長寿社会の形成」のための国民・島根県民の健康増進,地域経済の活性化を医工農連携ネットワーク構築により目指します。

 

 写真:

胎児期から高齢期までトータルな視点で様々な分野に及ぶ取り組み

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 健康長寿プロジェクトの骨加工グループでは,骨折の治療法の開発を行っています。新たに開発した骨折の治療法は,患者さん自身から採った小骨片(ピーナッツ大)を使ってねじを作り,折れた骨を固定するというもので,従来の方法に比べ患者さんの負担も軽減されます。

作製したねじ

ねじで骨折を固定
(黄枠は採取部位)

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