題 目 社会と大学T(平成17年度)
日 時  平成17年4月12日(火)〜7月19日(火) 全14回
場 所  島根大学 教養講義室棟1号館 100番教室  (松江キャンパス)
メイン講師
片岡 勝 氏 (島根大学産学連携センター 客員教授)

 ビジネスを通じた社会問題の解決を行うため, (株)プレスオールターナティブを設立。若者の起業育成・地域おこし・高齢者福祉など様々な活動の事業化を手がける。

 90年にWWB/ジャパン(女性のための世界銀行日本支部)設立。また発展途上国の自律を支援する「第3世界ショップ」を開設。

 2000年には「チャレンジ若者ファンド」を設立、全国に十数人の学生起業家を輩出している。

担当教員
荒川 長巳 氏 (島根大学保健管理センター 教授)
飯野 公央 氏 (島根大学法文学部 助教授)
毎熊 浩一 氏 (島根大学法文学部 助教授)
北村 寿宏 氏 (島根大学産学連携センター 教授)


概  要

 客員教授の片岡氏をメイン講師として,学生への動機付け教育を試みた。

 学生約50名が受講した。
 講義の中で,現代社会の変化を語りかけると共に,社会の第一線で働く大人たちを講師として招き,これまでの取り組み,人生観,仕事のおもしろさなどを語ってもらった。
 また,島根県立大学の学生たちが取り組んでいる「石見銀山NPO」や「新鉄の道」事業について,その動きを伝えると共に,賛同者を募った。受講生のノさん,花石さん,水谷さんなどが参加の意向を示し,活動を始めようとしている。 

(石見銀山の視察の様子はこちら


石見銀山


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講義内容



No

日付

内容

講師

 1

4月12日

 導入ガイダンス  

 2

4月19日

 大学と産学連携  北村 寿宏 氏

 3

4月26日

 NPO,条例作り  毎熊 浩一 氏

 4

5月10日

 飯野研究室紹介  飯野 公央 氏

 5

5月17日

 これまでの生き方  荒川 長巳 氏

 6

5月24日

 石見銀山における条例作り  黒沢 メイ 氏(毎熊ゼミ)

 7

5月31日

 石見銀山,世界遺産について

 和田 謙一 氏(島根県庁)
 青木 悟 氏(島根県庁)

 8

6月 7日

 大田市の事情 産業振興と雇用創出

 嘉田 志信 氏(大田市)
 田中 純一 氏(大田市)

 9

6月14日

 県立大での動き 昨年から今年にかけて
 石見銀山に向けて

 戸田 君(県立大学生)
 野田 君(県立大学生)

10

6月21日

 アンコールワットとISO  水野 一彦 氏(JQAI)

11

6月28日

 自治体を経営する  安藤 美文 氏(金城町長)

12

7月 5日

 たたら製鉄の経営,歴史について  鳥谷 智文 氏(松江高専)

13

7月12日

 桜井家とたたら製鉄  櫻井 誠己 氏(桜井家)

14

7月19日

 県庁,公務員の仕事  吉山 治 氏(島根県庁)

 

左側:片岡勝 氏,右側:荒川長巳 氏

和田謙一 氏(島根県庁)

安藤美文 氏(金城町長)

鳥谷智文 氏(松江高専)

櫻井誠己 氏(桜井家)

吉山治 氏(島根県庁)

 

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石見銀山視察



世界遺産登録を目指している石見銀山を視察しました。

島根県大田市大森町の町並み

石見銀山には,銀を掘るために掘った坑道『間歩(まぶ)』が無数にあり,
現在一般公開されているのは「龍源寺間歩」のみです。


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