島根大学 地域共同研究センター
公開講演会 報告



題 目 「知的財産とは」
日 時  平成14年 7月 11日(木) 13時00分〜14時30分
場 所  島根大学 総合理工学部3号館 2階 材料プロセス工学科講義室
講 師   田辺 義博 氏
  島根大学地域共同研究センター 客員助教授
  田辺特許商標事務所 弁理士
内 容  知的財産権(特許、商標、意匠、著作物)とはどういうものなのかについて説明します。
 制度概要について解説し、学部生もしくは院生として、または、企業で研究する研究者として必要最小限知っておきたい事項を具体例を挙げつつ説明します。
【参考】PDF形式の印刷用案内書(約50KB)はこちらです.

【当日の模様と講演概要】



当日は,学生を中心に約40名の参加があった.
 特許など知的財産という言葉を初めて耳にする学生を中心に,「知的財産権とは」と題し,概説した.
 知的財産権は,工業所有権(特許,実用新案,意匠,商標)と著作権に大別できる. これを.知的財産権(IP)について,携帯電話を例にし,解説すると共に,「発明」の定義や,特許権を取得までの手続き(流れ)を説明した.
 また,研究者,技術者にとって,今後ますます知的財産の取扱が重要になることを力説した.
 特許調査には,特許庁の用意しているデーターベース「IPDL」が利用可能である.