島根大学 地域共同研究センター
第1回イブニングセミナー 報告


第1回 イブニングセミナー
平成13年11月20日(火)
15:30−16:30 見学会
16:30−17:20 講演会
17:30−19:00 交流会

約50名の参加があり,産官学それぞれ1/3づつとバランスの良い参加となった.
見学会は,テクノアークしまね,島根県産業技術センター,島根大学地域共同研究センターを見学し,
参加者それぞれがすばらしい設備や環境が整っていることを実感できたようである.
交流会では,松江の夜景を楽しみながら,フランクな議論ができ,相互の交流がはかれた.

講演会概要
テーマ

「産学官連携の実例」
次世代コークスプロセス開発

講 師    齋藤 公児 氏
     島根大学地域共同研究センター 客員教授
     新日本製鐵先端技術研究所 主任研究員
概 要  産学官の研究プロジェクトに参加した講師の経験から,産官学の連携の推進には以下のことが必要であると論じた.プロジェクトの効率的な推進には、まず共通のニーズ、次に多くの学問的な支援体制と強力なリーダーシップ、更に各社の役割分担の明確さ等が必要な因子であったと思っている。「産」は,目的を明確にして学とコンタクトする,「学」は産のニーズを良く汲み取り,成果を形として残す(商品やシステムとして仕上げる)ところまで係わる,「官」は,積極的に係わり最後まで責任を持って推進すること,などがあげられた.
 産学官連携には,小さなところから基礎を築き,お互いを意識しないようになれば最高だろうと報告した.
参考 : PDF形式の案内書は,こちらです.


【当日の模様】